ナチュセラ麗、男性が飲んでも大丈夫?

イソフラボンは男性が取っても問題はないです

ナチュセラ麗は男性が飲んでも大丈夫か?

というご質問をいただきました。

 

ナチュセラ麗はマカエキスと発酵イソフラボンで構成されたサプリです。

マカエキスってのは男性用のサプリに多く使われているので、

逆の質問、女性が飲んでもよいの?とも聞かれることがあります。

 

ちなみにナチュセラ麗はホルモンの補充をコンセプトに作ったサプリで、

1粒にマカエキス 200mg、発酵イソフラボン 100mgを配合しています。

 

結論をいえば、男女ともに使用しても問題はありません。

ただ、10代、20代では摂取する必要性はありません。

 

 

マカエキス

使用しているのは常盤植物化学のマカエキスFT末。

ベンジルグルコシノレートを2.4%で規格されている原料で、

業界最大配合量となっています。

普通はだいたい0.4~0.6%くらいなので、4倍含まれているわけです。

 

マカエキスといえば、滋養強壮みたいなイメージがありますが、

エビデンスのある効果としては、疲労回復効果とホルモンバランスの調整作用があります。

これはマカエキスが成長ホルモンを増やす効果があることに由来します。

 

成長ホルモンは80種類あるといわれるホルモンの中で最上位の存在で、

全体のホルモンのバランスを調整しています。

疲労回復は、成長ホルモンが体の修復の指揮をとっているからで、

若い時はすぐに疲れがとれるのに、年を重ねるごとに疲れがとれないってのは、

成長ホルモンの減少によるところが大きいです。

 

成長ホルモンは成長期がピークで、あとは加齢とともに減少します。

逆に言えば、成長ホルモンが多ければ、老化を遅らせることができます。

極端な話、定期的に成長ホルモンを直接投与すれば、不老も可能です。

まあ、それ相応のリスクを伴いますが。

 

マカエキスをとって、不老ってのは無理ですが、

老化を遅らせる効果は十分あります。

 

 

イソフラボン

イソフラボンには女性ホルモン様作用があるといわれますが、

イソフラボン=女性ホルモンではないです。

 

まず、女性ホルモンは2種類あります。

エストロゲンとプロゲステロンですね。

 

ですので、イソフラボンはエストロゲン様作用があるってのが厳密なとこです。

 

プロゲステロン様作用がある原料はチェストツリーエキスがあります。

取り過ぎると生理のときのような症状がでるので、あんまり採用はされてないです。

そのためか、結構多くの原料メーカーが廃盤にしてましたね。

 

エストロゲンの作用の1つに、女性らしさを作るってのがあります。

全体的に丸みを帯びた体を作る、胸を大きくするなど。

で、イソフラボンにはこの作用はほとんどないです。

正確には大豆イソフラボンには、かな。

 

大豆イソフラボンを多くとったところで、胸が大きくなるとかはないです。

 

逆にそのような作用があるのが、プエラリアミリフィカエキス。

バストアップサプリとかで使用されています。

過剰摂取すると、男性でも胸が大きくなることがあります。

女性だと生理が来なくなるという副作用がでます。

 

大豆イソフラボンの効果は、骨の代謝、コラーゲンの産生などになります。

もちろん、女性ホルモンにも同様の作用があります。

 

大豆以外にもイソフラボンは存在しており、

大豆イソフラボンとは異なる作用をもちます。

 

葛に含まれる、葛イソフラボンは抗酸化力を高める働きがあります。

女性ホルモンの働きで、体を守る働きがあり、葛イソフラボンの女性ホルモン様作用は、

この部分にあたります。

 

あとはレッドクローバー。

これは生理関係に作用するイソフラボンで、更年期障害などの緩和作用があります。

 

 

つまり、大豆イソフラボンを取っても、男性に悪い影響はないです。

男性にも女性ホルモンは存在しており、60歳を越えると、男女の

女性ホルモンの血中量は逆転するくらいですしね。

 

また、大豆は日本人が昔からよく食べてきたものですので、

大豆イソフラボンへの耐性は高いです。

朝、みそ汁、納豆、ごはんという食事をすれば、

簡単に摂取上限に達しますからね。

毎日、この食事をしても悪影響はでることはないです。

 

なお、ナチュセラ麗に配合されているイソフラボンは発酵イソフラボンで、

通常は配糖体となっているのですが、糖の部分が水酸基となっています。

これが非常に高い抗糖化作用を有し、糖化を防ぎます。

 

それにより、肌へ良い影響があるだけでなく、

様々な疾患の予防にもなります。

 

男女問わず、多くの方に飲んでもらいたい一品です。

 

 

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