意味ないくらいならまだしも・・・
最近読んだ記事なんですが、お医者さんがサプリは毒だ、飲むな的な
内容のことをいってたんですよ。
20年前は、9割くらいのお医者さんはサプリに否定的でした。
しかしながら、昨今では8割くらいはサプリに対する理解があります。
まあ、体感ですけど。
昔は、お客さんがお医者さんに「これ飲んでもいい?」と聞くとほぼ「No」。
で、返品するわーみたいなことが日常茶飯事でした。
しかしながら、昨今ではそのような話は滅多に聞きません。
何が変わったのかというと、サプリに関する情報が増えたことによる
お医者さんの知識の向上があったことが大きいです。
要するにお医者さんも新しい知識を吸収し、学んでいるってわけ。
昔はよくわからん怪しげなものでしかなかったものが、
現在ではどのようなものか、理解しているお医者さんが多いんですよ。
逆にいえば、未だにサプリが意味ないとか言っているお医者さんは、
新しい知識を吸収しようとしていない、学んでいないってこと。
当然、サプリに関して学校では何も教えてくれません。
独学で取り入れる努力が必要で、正直、手間です。
とはいえ、お医者さんってのは頭がよくないとなれない仕事ですから、
1聞けば10理解するような人が多いんでしょうね。
で、久々にお医者さんが「サプリは毒だ」みたいな記事に遭遇したわけです。
この記者はこのお医者さんを貶めたいのか?と思ってしまいました。
1つは、サプリには薬のようなエビデンスがない。
薬のように時間をかけて承認されたものではない。
だから副作用があるかわからない。
だから危険だって主張。
うーん、まずはエビデンスですが、薬と同じような試験をしていたら、
作るのに億単位の金が飛びます。
薬はそれが回収できる見込みがあるからやっているわけ。
また、治療として使われるわけですから、そりゃ詳細なデータがいるわけです。
方や、サプリは食品という位置づけ。
これは製薬会社を守るというための措置ではあるんですけどね。
薬機法によって締め付けるためのね。
つまり、サプリってのはリンゴとかと一緒の扱いなんよ。
リンゴにエビデンス必要?ないよね。
医薬品と比較すること自体、ナンセンスなわけ。
で、副作用なんですが、医薬品ってのは副作用が必要なんです。
薬であるためにはね。
例えば、コエンザイムQ10。これは心臓の薬だったわけですが、
副作用がないってことで、サプリでも使えるようになりました。
リポ酸やシトルリンとかもそうですね。
逆にアシュワガンダは副作用があるとして、医薬品にされてしまいました。
滋養強壮に良い原料で、個人的には好きな原料だったんですけどね。
まあ、エビデンスもないわけではないです。
ビタミン類の研究は昔からされていますし、ペプチド、酵素などもかなり研究が盛ん。
コラーゲンやセラミドなども豊富にあります。
もちろん、医薬品レベルと比較すれば、そりゃ拙いといわれても仕方ないわけですが。
もう1つは、肝臓が専門らしくて、肝硬変の患者がウコンを飲んでたら、
多臓器不全を起こして死んだって話してた。
1件、2件ではない。これはウコンが原因だ!ってね。
いやいや・・・
ウコンを飲んで肝硬変になったならともかく、
肝硬変になって、少しでも肝臓にいいことをと思ってウコンを飲み始めたわけです。
死因とウコンの間には相関はなくて、ぶっちゃけ、ウコンが悪いんではなくて
あんたの治療に問題があったって考えるほうが妥当だと思うんですけど。
サプリって一括りにして語るってのも、あれよね。
ビタミン、ミネラル剤もサプリじゃん。
これを否定する人はいないですよね。
コラーゲンとかコンドロイチンとはその延長にあるものです。
セラミドとかヒアルロン酸とかもそうやね。
体内にある物質なわけですよ。
体の一部になるものですので、無意味なんてことはありえません。
確かに飲んでも意味ないものとか、それ摂取して大丈夫?
ってなやつもあるけど、逆にこれメッチャ効くねんってものもあって、
玉石混淆の状態なわけです。
その辺を見極めれるお医者さんにかかりたいですよねー
どうせなら。
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