抗炎症成分になるんかな?
アセチルジペプチド-1セチル。
これだけ使った美容液があったわけなんですが・・・
チロシンを酢酸エステル化したものとアルギニンをセチルエステル化したものを
くっつけたものになります。ジペプチドのどちらのアミノ酸も装飾されてます。
ジペプチドということで、おそらく伝達物質系かと。
こちらの成分を含んだ原料は、クローダジャパンからでている
CALMOSENSINE SP(カルモセンシン SP)
IDEALIFT(イデアリフト)
の2種類。
カルモセンシンのほうは
BG、水、ラウレス-3、ヒドロキシエチルセルロース、アセチルジペプチド-1セチル
鎮静作用、抗炎症作用があるほか、筋肉の緊張を和らげることから抗シワ作用もあるとか。
イデアリフトのほうは
BG、水、ラウリン酸ソルビタン、ヒドロキシエチルセルロース、アセチルジペプチド-1セチル
イデアリフトってくらいなので、こちらはリフトアップ原料になるのかな。
ビーグレンとか富士フィルムとかでも使われているので、
何かしらエビデンスがあるんでしょうが、
ネット上には落ちていないんですよね。
直接問い合わせれば出てくるんでしょうかねえ・・・
それはさておき、アセチルジペプチド-1セチルを調べるきっかけとなった
美容液は、このどちらでもない原料を使っているようでして。
原料名はニューロセンシン。
こちらはどこで取り扱っているのかすらわかりません。
ニューロってのは神経、センシンってのは敏感(センシティブ)
ってのを組み合わせた造語だと思われます。
カルモセンシンに近い名前ですな。
原料メーカーもわからん、ここ以外どこも言っていない、
アセチルジペプチド-1セチルを配合しているところは
すべてクロードジャパンの原料使ってるってのを考慮すると、
オリジナル原料か、表示の偽装のどちらかだと思われます。
アセチルジペプチド-1セチルは完全合成品ですので、
おそらくはクロードが特許取ってると思うんですよね。
なんか特許のページがありますし。
ですので、独自で作ったってのはちょっと考えにくい。
かといって、全成分表示義務化された昨今で、
表示を偽装するメリットもないですし、
そのリスクは大きすぎます。
ですので、まあこれも考えにくい。
さてさて、真相はいかに?!
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