天然ヒト型セラミドのことらしい
豆腐屋さんが出した化粧品ってことで、
大豆セラミドを使用しているとのと。
酒造メーカーが出す化粧品はコメ由来のものを
使いたがるわけですが、豆腐は大豆から作られるって
ことで大豆由来の原料を集めたのでしょう。
コンセプト的には正しい。
聞きなれない大豆セラミドって言葉を聞いたので、
何それってことで調べたら、おそらく天然ヒト型セラミド。
天然ヒト型セラミドとはいわず、大豆セラミドとして
アピールするとは、考えもしなかったです。
まあ、厳密にいえば麹菌由来なので、麹セラミドっていうほうが
正しい表現だとは思います。
実際、佐賀大学は麹セラミドとして研究していますしね。
当初は天然ヒト型セラミドは焼酎粕から抽出されていたので、
サツマイモセラミドって呼んでもよかったのか。
まあ、天然ヒト型セラミドのほうがインパクトはあるので、
その選択をすることはなかったでしょうが。
現在は焼酎粕ではなくて、醤油粕を使っています。
醤油は大豆を麹菌で発酵させたものですので、
それにあやかって大豆セラミドと。
実際には、麹が生成しているので、ダイズ由来ではないです。
酒粕にも焼酎粕にも泡盛粕にも含まれています。
麹由来ですから。
また表示変わったのか?
セラミドNP、セラミドAP、ダイズ脂質
ってなっているけど、ダイズタンパクのはずなんだけどね・・・
あと、これは粉末原料ではなく、1%品を使用していると思われます。
あとは、ダイズステロースが入っていたり、いなかったり。
今はフィトステロールズって表現したほうがよいのか?
まあ、差別化の一環と、コンセプトの一貫性ってことで、
天然ヒト型セラミドと表現せず、大豆セラミドといっているわけ。
大豆セラミドって名称で東洋新薬のオリジナル原料がありますが、
こちらは大豆から抽出したセラミド様物質、グルコシルセラミドなので、
たぶん別物。
美白効果があるとか。
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