美白効果もあるそうな
キュアベリーは一丸ファルコスで販売されている化粧品原料で、
ビルベリーの葉から抽出したエキスです。
実のほうが有名ですが、「葉」から抽出するってのはなかなか珍しいです。
表示名は水、BG、ビルベリー葉エキス
抗炎症作用があって、使い勝手がとっても良いです。
弊社でも多用してます。
そんなキュアベリーに、新しい効能ってのが発表されていたので、ご紹介を。
美白作用があるよーってなデータですね。
上図の左側は、キュアベリーを使ったら、肌が白くなったってやつ。
メラニンインデックスってのは、まあ、メラニンの量だと思ってもらえればよいか。
3か月で新陳代謝で肌が生まれ変わっていくわけですが、
何もつけていないときに比べ、キュアベリーを使ったほうが
肌が白くなったよ、っていうデータ。
まあ、5%ってのはあれだけどね。
おそらくですが、紫外線による炎症が抑制されることで、
メラニン産生が抑制された結果なんだと思われます。
もう1つの図は、ストレスホルモン下にさらされた際の
メラニン産生抑制効果を見たもの。
ACTHは副腎皮質刺激ホルモンのこと。
下垂体前葉で合成、分泌され、副腎皮質からコルチゾール、
および副腎アンドロゲン(DHEA-S)の分泌を促進します。
ストレスホルモンの放出を促進するホルモンです。
ストレスでシミが濃くなるといわれますが、
まあその原因がストレスホルモンってなわけ。
ストレスにさらされると、メラニン産生が促進され、
シミが濃くなると。
1%使用で、ACTHの影響をほぼゼロにすることができるという結果に。
まあ、これも抗炎症作用により、メラニンの産生を抑制したと考えられます。
新しい効果といいましたが、ぶっちゃけ従来言われている抗炎症作用の
延長といったところです。
逆に言えば、炎症が肌の老化に大きく関わっているというわけで、
その炎症を抑えれば、肌には非常によいってなわけよ。
物理的なストレスは避けることができますが、
残念ながら心理的ストレスってのは避けることは不可能です。
そういう意味では、キュアベリーの効果ってのは朗報かなーとは思います。
炎症ってのは、まあ連鎖的に起こるもので、
伝言ゲームのようなことが行われているわけです。
体の中でね。
抗炎症作用のある成分ってのはいっぱいありますが、
このキュアベリーのすごいのは、様々な工程に対して
抑制することができます。
工程の1か所でも邪魔すれば抗炎症作用がでるんですが、
複数個所、阻害効果があるので、いろんなタイプの炎症に
マルチ対応できるというわけ。
ですので、抗炎症成分でも同様の結果となるわけではないんですよ。
価格も安いし、変なにおいもないし、超おススメの原料です。
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