トリプルエース
レチノールを超える原料を詰め込んだ美容液、
ナチュセラ超Aの商品名決まりました。
ナチュセラAAA
読み方はトリプルエース。
エース級の原料が3種類入っているよっていう意味です。
商品名を役所に持ってって登録するんですけど、
「超」ってのが何とか法に抵触するとかで使えないんすわ。
成分は
水、BG、グリセリン、ヒトデ体腔液エキス、モスビーン種子エキス、マルトデキストリン、
メトキシヒドロキシフェニルイソプロピルニトロン、アスペルギルス/ダイズ種子エキス発酵エキス液、
フェノキシエタノール
現在版下チェックの段階なので、訂正が入るかもですが、
だいたいこんな感じ。
前回はステビア葉の亜臨界抽出物を使ってたんですが、
受注生産のうえロットがでかいので使いたくねー
と思っていたわけですよ。
そこに登場したのがヒトデ体腔液エキス。
ホントにこれ、良いです。
体腔液ってのはヒトデの血液みたいなものになります。
色々な栄養素を運んでいるものです。
ヒトは部位が欠損したら、再生することはないです。
肝臓ぐらいかな、再生できるのは。
ヒトデが再生可能なのは、その部位で幹細胞化が起こるんですわ。
植物に近い性質になります。
植物はカルス化することで、再生することができますが、
同じことを行っているわけです。
おそらく、普通は動物には含まれないサポニンを持っていることが
関わっているんでしょう。
さすがにヒトの細胞を幹細胞化させる作用はないですが、
幹細胞を活性化させる作用があり、それによる抗シワ効果が
得られるのではないかと考えられます。
作用機構が直接的であるうえ、効果は他のレチノール様作用のある原料を凌駕しています。
しかも、刺激性は一切ないです。
原液でも全然問題ない。
なぜ、これが普及していないのか謎、ってくらい推しです。
モスビーン種子エキスはレチノール2.5%と同等の
抗シワ作用が確認されています。
レチノール2.5%って相当な量よ?
そんなモスビーン種子エキスを推奨量の5倍配合。
つまり、レチノール12.5%相当の力があるわけです。
A反応のため、こんな高濃度では使えないわけですが、
そういった副作用がないので実現可能というわけ。
作用機序はEGFの産生増加によるターンオーバーの促進によるものです。
メトキシヒドロキシフェニルイソプロピルニトロンは半永久的に
抗酸化作用を有している成分。
レチノール使用3か月の効果をわずか1か月ででたって原料。
酸化から肌を守ることで、マイナスの作用を抑えた結果なので、
他のレチノール様成分との相乗効果が高いです。
あとはおまけでUNIFINEを配合。
発酵イソフラボンを含んだ、抗糖化成分になります。
単体でもレチノールを超えてくるのに、
それを3つも配合している、非常識な商品となります。
レチノールにしたら数十%になってきますが、
A反応などの副作用がないので実現可能な処方となっています。
来月商品化を目指していますが・・・
間に合うかな?