韓国即席麺メーカーから基準値超えの発がん性物質
有害物質が検出されたとして、EUから販売禁止措置がでた、
韓国のインスタントラーメン。
韓国インスタントラーメンは日本にも入ってきているのですが、
マスコミはあんまり取り上げてないです。
本来であれば警鐘を鳴らすべきところだとは思うんですけどね?
農心が発売している「海鮮タンメン(湯麺)」と
八道が発売している「八道ラッポッキ」の輸出製品から
毒性物質の「2-クロロエタノール」が検出され、
EUから販売禁止の措置が取られたって話。
EUの安全基準ってのは滅茶苦茶厳しいんですけど、
その基準の148倍以上で検出されたんだそうな。
2-クロロエタノールは強い毒性を持ち、濃い蒸気を吸引すると死に至ることがあるそうな。
また、皮膚より吸収されると、中枢神経、循環器、腎臓あるいは肝臓に障害を引き起こす
ことがある、結構な毒物。
2-クロロエタノールはエチレンオキシドの反応生成物です。
エチレンオキシドは工業用原料や医療用器具の燻蒸殺菌などに使用されています。
エチレンオキシドは発がん性の高い物質で、こっちのほうがヤバいやつです。
2-クロロエタノールは発がん性はないとされています。
まあ、遺伝毒性はあるんですけども。
どんだけ入っていたかというと、農心ラーメンからは1kgあたり7.4ppm、
八道ラーメンからの場合は10.6ppm。
農心ラーメンは125gだから、1食で0.925ppm摂取できるってわけだな。
約0.12mgか。
反復投与毒性は6.4mg/kgからといわれているので、
直ちに影響がでるってことはないかな?
だからって、食べてもいいとはならんけどな。
どこかでエチレンオキシドを使用した結果ですが、
工場では使用していないとのこと。
え?農作物に使ってたってことなの?
となると、他の食べ物でもでてくるんじゃね?
調べてないだけで。
で、これは食品だけなのかって話。
化粧品も大丈夫?ってなっていくわけです。
2-クロロエタノールは経皮毒性のほうが危ないわけですから。
実際のところはどうなんでしょうね?
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