ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド
NMN(ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチド)、
化粧品にまで使われるようになったのなー
どこで扱ってるのかはわかりませんが。
NMNのサプリ原料を販売しているところを調べたら、
滅茶苦茶増えとったのでびっくりしました。
まあ、このどこかが化粧品としての原料も取り扱っているんでしょう。
NAD(ニコチンアミド・アデノシン・ジ・ヌクレオチド)がもともと、
若返り成分として注目されたわけです。
こちらがその発端の論文。
簡単にいうと、ネズミに与えたら若返ったよーって話。
ヒト換算で20歳若返ったとかなんとか。
ただ、NADは非常に高価。作るのがむずかしいのかね?
で、そこででてきたのがNMN。
これはNADの前駆体となります。
NADに比べれば価格はだいぶ安くなっていますが、
それでも十二分に高価な原料ではあります。
実験では100mg/kgのNADをマウスに与えたわけですが、
これをヒト換算すると8mg/kgになるそうです。
HED = 動物用量(mg/kg) x (動物体重(kg) / ヒト体重(kg)) 0.33
×0.33ではなくて1/3乗ね。
これで計算するとそうなるそうな。
なので50kgのヒトであれば400mgを摂取すればよいとの話になるのか。
ただ、現在サプリメントで販売されているのは100mg~150mgですねー
販社が想定するよりも多く取る必要性があるようです。
NMNを取ろうと思うと、かなりコストがかかるわけ。
ただ、NADの前駆体のNMNでよいなら、NMNの前駆体でもよくね?
と思ったわけですよ。
NMNの前駆体は何か?
ニコチンアミドなんですよ。
そう、みんな大好きナイアシンアミドです。
まあ、工程を増やすほど、効果はどうしても落ちるんです。
100%NADになるわけではないからね。
他の使い道で消費されてしまい、その分のロスが効果に影響を与えます。
それでもコスパを考えれば、NMNを摂取し続けるよりは
ナイアシンアミドを摂取し続ける方が現実的だとは思います。
調べてみると、ナイアシンアミドのサプリ、結構あるのな。
しかも安い。
1カプセル250mg入っていて、3,4か月分で1,000円超えるくらい。
ナイアシンアミドの推奨摂取量は15mg。
これはナイアシンとしてですね。
安全最大摂取量はナイアシンとして30mg。
ナイアシンアミドとしては定められていないです。
ナイアシンを過剰摂取するとナイアシンフラッシュなるものが起こるそうですが、
ナイアシンアミドでは起こらないそうな。
一度、試してみるかな?
ってことでポッチってきた。
安すぎて送料無料にするのに6本も買っちゃったよ。
同様の理由で、化粧品でもNMNを使うなら、ナイアシンアミドで
代用か可能かと思われます。
ナイアシンアミドの万能性は、結局はNAD関連のものだと思われます。
逆に言えば、ナイアシンアミドで得られる効果程度しか、
NMNの効果は期待できないともいえますが。
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