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ナイアシンフラッシュ

ナイアシンの過剰摂取で起こる現象

ナイアシンはビタミンB3、ニコチン酸など、いくつもの別名をもっています。

水溶性のビタミンで500種類以上の酵素の補酵素としてなるといわれる

重要な栄養素の1つです。

 

体内酵素は5000種類くらいといわれていますので、

1割はナイアシンを必要としているわけです。

代表的なところではセラミド合成酵素の補酵素でもあります。

 

NADの産生にナイアシンアミドが関わっているとのことなので、

当然ナイアシンも関連しているわけです。

その際にナイアシンの過剰摂取について調べたら、

ナイアシンフラッシュという言葉がでてきました。

 

今回はこのナイアシンフラッシュについて深堀していこうかなーと思います。

 

ナイアシンはトリプトファンというアミノ酸から産生されます。

摂取量の1/60がナイアシンとなるといわれます。

通常はNADやNADPの形で存在しているんだそうな。

加工や調理の段階でナイアシンアミドやナイアシンになり、

吸収され、その利用率は60%を越えるんだとか。

 

基本的には不足することはないといわれていますが、

欠乏症として、肌が荒れる、口内炎ができる、不眠やうつなどとも

関連しているといわれます。

まあ、500種類の酵素に関わっているわけで、影響はでかいのは当然。

 

過剰摂取はナイアシンフラッシュ以外には、

消化器系の異常、肝障害などを起こす場合もあるそうです。

耐容上限は60mgくらいと定められています。(年齢、性別で変わってきます)

これくらいであれば、副作用はないってことです。

 

ナイアシンフラッシュが起こるのは500mgくらい摂取すると起こるといわれます。

個人差があり、100mgくらいでも起こる人は起こるそうな。

症状は顔や手足が真っ赤になって、場合によってはヒリヒリ感や

痒みを伴うとのこと。

これは血管が拡張し、血流が活発になるために起こることで、

健康上の問題はなく、数日で落ち着くとはいわれています。

また、量を少しずつ上げていくことで、ナイアシンフラッシュの

影響を抑えることもできるとか。

 

このナイアシンフラッシュを乗り越えてまでも得たい効果とはなんぞや?

と思って調べたのですが、主に3つの目的がありました。

 

1つはナイアシンが神経物質の産生に関わっており、

とくにセロトニンの産生に大きく関わっているそうな。

精神的不安、うつ、不眠などを解消するため、

ナイアシンの過剰摂取を行う治療があるそうな。

 

2つめはダイエット効果。脂肪などの燃焼を行う酵素の補酵素でもあり、

ナイアシンを過剰摂取すると、代謝が著しくあがるんだとか。

その結果、痩せやすくなるとのこと。

また、体温も上がってくるので、低体温の解消にもなるとか。

 

3つめは美容効果。NADが若返りに効果があるとのことから、

ナイアシンがNADに変化することで、同様の効果があるとされます。

また、セラミド産生を促したり、代謝を促すので、肌がきれいになるのは

むしろ当然といえるかもしれません。

 

うーん、魅力的な効果ばかりですね。

そりゃ、副作用を覚悟で試してみようって人がいてもおかしくないな。

 

ナイアシンフラッシュを抑えるにあたり、少しずつ慣らしていくほか、

空腹時を控える、運動直後は避ける、香辛料を控えるなどが挙げられます。

また、ビタミンCとの併用で、症状を和らげることができるともいわれています。

 

ちょっと興味あるなー

 

ただ、ナイアシンアミドを大量購入しているので、

まずはコイツを試してからかな。

 

代謝経路からナイアシンアミドがナイアシンになるってことはないので、

効果としては3つめ以外はないと思われます。

 

 

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