· 

着色料使っている?

いいえ、使ってません

「ナチュセラクリーム、着色料使ってますか?」

とのご質問を受けました。

 

正直、赤い化粧品が一世を風靡したので、

アスタキサンチンはメジャーな成分だと思っていたので、

少なからずショックを受けました。

 

まあ、過去に成分解析をしているような人に、

うちのクリームは「着色しているのはいただけないわー」

みたいなこと書かれたことはあるので、

そう思ってしまう人がいてもおかしくはないのかな?

 

ナチュセラクリームは肌色をしているわけですが、

(今は肌色って表現はしないけども)

これはアスタキサンチン由来の色になります。

 

アスタキサンチンは藻や植物に含まれているカロチノイドの一種です。

キサントフィルに分類されます。

身近なところだと、鮭の身の色やいくらの色もアスタキサンチンによるものです。

鮭は川で産卵するため、紫外線の影響をもろに受けます。

その紫外線から身を守るために、アスタキサンチンを体に蓄積しているわけ。

 

一般的にはヘマトコッカス藻から抽出したものが使われますが、

弊社はオキアミから抽出したものを使っています。

 

 

改めて見ると、クリームに限らず、色ついてるの多いな、うちの商品・・・

 

ナチュセラローションの色は紫根エキスによるものです。

ムラサキ根エキスと表記されています。

赤~紫の色を示します。pHによって色が変わります。

退色しやすいので、昨今は好んで使われることはないです。

 

ナチュセラソープの色は紫茶エキスによるもの。

オイルの酸化を防ぐために配合しています。

他で使われているの見たことないですが、

昨今はミトコンドリア産生を促すとかで注目が高まっています。

 

ナチュセラ希実の色はヘマチンによるものになります。

あとはマキベリーエキスか。

シャンプーのほうにはヘマチン、コンディショナーにはマキベリーエキスが

入っているので、その影響がでているかな。

 

ナチュセラ碧はネオダミールの色。

ナチュセラ凰はモスビーン種子エキスの色になります。

 

 

いわゆる合成着色料ってのは、表示を見れば一目瞭然。

赤●●、青●●、黄●●ってな感じで書いてあります。

●の部分は数字が入ります。

 

ぶっちゃけ、昨今では合成着色料を使ってるとこなんて、

ほとんどないです。スキンケア商品ではね。

 

海外のものくらいじゃないかなー、

もしくは余程の粗悪品か。

 

もちろん、色物では今でも当たり前に使われています。

ですので、あんまり気にする必要もないかなーとは個人的には思います。

 

 

【関連記事】

アスタキサンチン、取り寄せてみた

角質細胞のタンパク質「SPRR1B」と肌荒れの関係

<<<前           次>>>


TOPへ