色が変わる原因
ナチュセラ凰の色が変わるって話の続報です。
最初は濃くなるものと、そうでないもので分かれていたのですが、
時間経過とともに、ほとんどのものが色が濃くなっていきました。
濃さや時間はさまざまなんですが、色が濃くなるという現象は
ほとんどのものに起こっています。
結論からいえば、原因はモスビーン種子エキスとAgeCapの組み合わせにより
起こる現象のようです。
モスビーン種子エキスのみ、
モスビーン種子エキス+AgeCap、
モスビーン種子エキス+ヒトデエキス
で経時を追ったところ、モスビーン種子エキス+AgeCapのみが
色が濃くなるという現象が見られました。
基本的に色素って時間と共に退色していきます。
アスタキサンチン、紫紺エキスなどは退色しやすいです。
ヘマチンも退色していきます。
ナチュセラクリームはあんまり退色しないんですけど、
ナチュセラライトは3年くらいでかなり退色します。
退色の原因は酸素か紫外線になるんですが、
まあ色素系のものは抗酸化力が高いものが多く、
抗酸化作用が強いってことは酸化しやすいってことでもあります。
ですので、色が濃くなるって現象は珍しいです。
ナチュセラ凰は元々黄色の液体でなんですが、
時間の経過で濃くなり橙色になると。
モスビーンは豆の一種で、こんな感じのやつ。
皮の部分の色素成分が含まれていると思われますが、
抽出の過程で退色してしまうのか、原料に色はほぼ白色です。
おそらくですが、色素成分が抽出、濃縮の過程で
酸化しているのだと思われます。
通常の抗酸化成分ってのは、自身が酸化することで、
他の成分を守るって感じになりますが、
AgeCapは還元作用があります。
還元ってのは、酸化したものから酸素を奪うことです。
その結果、AgeCapによる色素の還元がゆっくりと進行し、
最終的には色が変わるのではないかと思われます。
また、AgeCapは半永久的に抗酸化作用を維持しますので、
AgeCap自体の効果が損なわれることはないです。
色が濃くなることで、おそらくモスビーン種子エキスの色素、
ポリフェノールが復帰しているわけで、その効果が追加されると思われます。
少なくとも、高い抗酸化作用はあるのではないかと。
色が変わっていたら、普通にびっくりすると思われますが、
効果には問題はないので、安心してお使いいただければと思います。
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