ナイアシンアミドの量が増えました
ナチュセラローションですが、このたびリニューアルいたします。
とはいっても、ナイアシンアミドの量が増えただけなんですけどね。
ナイアシンアミドがもてはやされる昨今、
この波に便乗しようということで、ナイアシンアミドの量を増やしました。
巷では5%とか10%配合を謳っているものがあります。
ナイアシンアミド自体、そこまで高い原料ではないので、
高配合品ってのは作りやすいです。
数字はこの上ないアピールポイントですしね。
ただ、ナイアシンアミドってそこまでの量、必要はないです。
効果が最大になる数値はずっと低いです。
どんなものでも、どこかで頭打ちします。
下手すれば、オーバードーズすることもあります。
おそらく、部外品の濃度である0.1~1%の間くらいになると思われます。
実際、ナイアシンアミドはセラミド合成酵素の補酵素となり、
セラミド産生を促すわけですが、その必要濃度はとても低いです。
酵素の量には限界がありますので、酵素量以上のナイアシンアミドを
入れたとて、効果はそれ以上は上がりようがないわけです。
具体的なデータがあれば、話が早いわけですが、
残念ながら見当たらないので、実際に色々試してみました。
個人的には量は正義、たくさん入れとけばよいと思ってはいますが、
実際にそうでないケースはあり、ナイアシンアミドは入れればいいって
わけではなかったです。
結論としては、想定していた濃度よりもずっと低いところに最適値がありました。
もちろん、他の成分との兼ね合いもあり、すべての商品に当てはまるってわけではない
とは思います。
なんせ、化粧水としては異例の濃度ですので・・・
ナイアシンアミドを入れることで、単純に濃度を上げ過ぎた弊害がでてしまうのかもしれません。
ナイアシンアミドの濃度としては、そこまで多いというわけではないです。
ただ、従来品と比較すると50倍となります。
この濃度がナチュセラローションを最大限生かす濃度になり、
従来よりもパワーアップしているといえると思います。
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