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真セラミドとは?

嘘偽りのないセラミド?

『真』セラミドと銘打っているのを見かけたわけです。

 

真の意味は

1. まこと。偽りでないこと

2. 本当に

3. 自然のまま

4. 生まれつき。天性

5. 本質。もと

6. 自然の妙理。自然の道

7. 道化で奥義を極めた人

8. 書法の一体

9. 物の姿

10. 接頭語の「ま」(真人間、真っ白など)

 

このセラミド、馬セラミドなんすよね。

セレブロシド、つまりセラミドに糖がくっついた糖セラミドなわけです。

 

1の意味だと、嘘偽りのないセラミドってことになりますが、

まるで他所は偽物のセラミド使ってるみたいやん。

セラミドちゃうおまえがいうなや、と思いますが。

 

2も同じですよね。本当のセラミド。

いや、だから馬セラミド、セラミドちゃうねん。

馬セラミドは馬の脊髄から抽出したものなので、

セラミドの脂肪酸は短鎖になります。

セラミドは全身いたるところにありますが、

肌にあるセラミドだけが特殊で、長鎖脂肪酸をもっています。

 

抽出している場所も違いますし、

ヒト型セラミドではないですし、

糖もくっついています。

ですので、馬セラミドには肌のラメラ層を構築する成分には

なり得ません。

 

ただ、セラミドを産生促進効果はありますので、

無駄ってわけではないのですが、これも残念ながら

ナイアシンアミドと同程度ではあります。

 

3の自然のまま・・・ってのは抽出してそのままってことで

いけなくもないか?

まあ、抽出している時点で自然かと問われると、

答えに困るんですが。

 

さらに、特殊加工でリポソーム化しやすくしているんですよねー

自然ってのもだいぶ苦しいな。

 

5の本質、元ってことなら・・・

セラミド産生を促しますが、それそのものがセラミドの

素材として使われるわけではないからなー

 

6、7、8はだいぶ外れる感じがするしなー

9の物の姿ってのもよくわからんな。

 

10は「マ」って読む場合か。

あれはシンではなくて、マセラミドと読むんか。

まあ、セラミドちゃうけどな。

 

未だに馬セラミド推しってのも珍しいですが、

馬セラミドこそ至高のセラミドだって印象操作は

すでに失敗しているわけで・・・

 

それは「真」とつけたところで、覆せるわけもないわけです。

ぶっちゃけ、馬セラミド、ヒト型セラミドよりも高いっすよ?

わざわざ馬セラミド使うメリットってないんですから、

ヒト型セラミド使えばよいのに、と思う今日この頃。

 

 

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