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ミミズの化粧品原料

ミミズの力

ミミズ粉末はサプリではまあまあ見かけるんですが、

そういえば、化粧品でもあったなーと。

 

表示名はミミズ

うーん、もう少しなんというか・・・

全成分にこれがあったら引くぞ、たぶん。

 

元々はサプリの原料で、ルンブロキナーゼのよる血栓の溶解を

目的とした原料です。

特許が15個あって、国際特許も各国で取られています。

 

で、これを化粧品原料として登録したものになります。

おそらくは溶液になっていると思います。

 

どんな効果があるかというと、チロシナーゼ阻害効果があるとのこと。

まあ、美白原料ってことになるかな。

チロシナーゼはメラニン合成に関わる酵素。

阻害率は20%前後。

アルブチンと似たようなものかな。

ぶっちゃけ、強い作用ではないです。

 

ルンブロキナーゼは肌には影響があるのかは不明です。

タンパク質分解酵素の一種ではあるので、パパインやブロメライン

みたいな効果も期待できるのかな?

 

化粧品原料として使用できるようになってから

10年近くたってはいますが、採用実績は多くはないです。

現状、ほとんどが廃盤になってますね。

 

唯一確認できたのが、韓国コスメだけでした。

 

原因はイメージが良くはないってのがあるかな。

一時、カタツムリだの蜂の毒だのが流行りましたが、

珍しいという話題性だけで、実際に売れていたわけではないです。

 

あなたは使ったことあります?

ない人のほうが圧倒的に多いはずです。

 

ぶっちゃけ、美白成分なんていっぱい存在するわけで、

わざわざミミズを選択する物好きってのはそうそういないわけです。

圧倒的な効果があるのであれば、一考の余地はあるのですが、

アルブチンと大差ないのであれば、アルブチンでよくね?

となるでしょうね。

 

価格もね・・・

いい値段するんよ、この原料。

コスパが悪いんですよね~

 

 

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