話題の乳酸菌飲料の効果とメカニズム
現在、爆発的に売れていると話題の乳酸菌飲料なんですが、
たまたまコンビニで見つけたので、購入してきました。
7本セットのやつ。
当初はこんなの売れるのか?と思っていたのですが、
品薄でなかなか手に入らない状況に。
魅力はたしかな効果ってところなんでしょうか。
謳われている効果としては、
①寝つきがよくなる。睡眠の質が上がる
②ストレスの軽減効果
③整腸作用
③は乳酸菌の一般的な効果なので、言うまでもないとして、
①、②は同じ作用機序によるものになります。
腸内は第二の脳と呼ばれているのはご存じでしょうか?
腸には1億個以上の神経細胞が存在し、脳の次に神経の多い器官となります。
その神経系は独立しており、独自の判断で消化吸収、排泄を行っています。
そして、感情を制御する脳内ホルモンの多くは腸で作られています。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは、全体の90%は腸で作られます。
それには腸内細菌の力が必要になります。
セロトニンは交感神経を抑えて、副交感神経を活性化させます。
現代人はこの自律神経である交感神経、副交感神経の切り替えが
上手くいかないって人が多く、睡眠に支障がでています。
つまり、この乳酸菌シロタ株をたくさん摂取することで、
腸内環境が整うことで、セロトニンの産生が促進され、
副交感神経へとシフトがスムーズに行われることで、
寝つきがよくなるというわけ。
ストレスも同様で、セロトニンとストレスホルモン(ノルアドレナリン、コルチゾールなど)
は拮抗関係にあり、一方は増えるともう片方が減ります。
つまり、セロトニンが増えれば、ストレスホルモンが減るわけです。
これにより、抗ストレス作用効果が発揮されるわけ。
腸内環境を整えることは、心を整えるに等しい行為であるといっても
過言ではないわけです。
ですので、この乳酸菌飲料を定期的に飲み続けることで
効果がでるもの・・・だと思ってたのですが、
実際に飲んでみると、即効性が凄かったです。
最初に飲んだ時は、寝たら起きれんかったもん。
目覚ましとかでも目が覚めず、10時間以上寝てしまいました。
なにこれ、こわ・・・
また寝つきは確かによくなるかなー
もともと寝つきが悪いわけではないんですが、
そんな気がするという感じはあるかな。
プラセボ効果も作用しているのかもしれませんが・・・
ぶっちゃけ、腸内環境を整えるのであれば、
他の乳酸菌でもよいのですが、おそらくはセロトニンを生成する
菌を増やす作用がシロタ株は特別高いのかもしれませんね。
あと、悪夢を見やすくなるとの噂が囁かれていますが、
個人的には特にそのようなことはなかったかな。
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