(ヾノ・∀・`)ナイナイ、それはない
コラーゲンを三重螺旋構造を維持したまま、ナノ化!
肌の内側まで届き、肌のコラーゲンとして成長します・・・
って、何を言っているんだ??
コラーゲンはアミノ酸が一直線に連なったものが
3本螺旋状に組み合わさっています。
分子量は30万くらいになります。
コラーゲンは分子量が大きく、浸透することはないです。
浸透させるにはトリペプチド以下まで分解する必要があります。
それを三重螺旋構造を維持したまま、ナノ化することで
浸透させれるようにしたのだとか。
以前、ナノサイズのリポソームにコラーゲンを巻き付けることで、
ナノ化させたみたいなのがありましたが、これは3重螺旋構造のまま
コラーゲンを短冊切りしたみたいなイメージなのかな?
イメージとしては紐を3本絡み合わせたものなわけで、
これをハサミで細かく切っていったら、螺旋構造を維持できない
ような気がするんですけどね。
ましてやナノサイズです。
ちょっとイメージできないんよな・・・
原料はNHコラーゲンTHという原料になると思われます。
シワへの効果を臨床試験で確認しているんですが・・・
このコラーゲンを塗布した場合としなかった場合で、
4週間後のシワの状況を比較したものとなります。
被験者は何人なのかな?
総シワ平均深さ -1.8μm
最大シワ平均深さ -1.5μm
最大シワ深さ -7.3μm
うーん、髪の毛の太さの平均が100μmだからなー
改善率でいえば1~2%前後。
微妙といわざる負えない。
まあ、仮に三重螺旋を維持したまま真皮に届いたとして、
それがそのままコラーゲンの原料となるかは謎ではあります。
魚由来のコラーゲンなので、当然ヒトのコラーゲンとは異なります。
おそらく普通に分解されるだろうね。
分解された後にコラーゲンの材料として使われることは
あるかもしれませんが・・・
経口投与した場合の量に比べれば、微々たるものでしかないわけで。
効率は悪いよなー
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