米ぬか発酵物加工食品
丸善製薬からでてるアクティボディRB、
これって思ってる以上に凄い原料かも・・・
アクティボディとは何かというと、
米ぬかを発酵させることで、ポリフェノール共通代謝物(HMPA)、
おそらくはオリザノールを発酵させることで得られる成分を
超高濃度で抽出したものを粉末化したもので、
HMPAを規格化している唯一の原料となります。
(現段階では)
HMPAの規格値は23~27%を規格しており、
推奨摂取量は100mg/日でHMPAを23mg摂取を目安としています。
機能性表示食品にも登録されており、その効果は内臓脂肪、皮下脂肪の減少、
血中のコレステロール値の改善、食後の血糖値の低下を早めるなどなど。
わずか23mg/日を摂取するだけで、驚きの効果があるわけです。
かつてレスベラトロールが長寿の秘訣だ、みたいに騒がれたことがありました。
この話の元となったのがフレンチパラドックス。
フランス人は飽和脂肪酸が豊富に含まれる食事を摂取しているにもかかわらず、
冠状動脈性心臓病に罹患することが比較的少ない、なぜ?!
というのがフレンチパラドックスなんですが、
フランス人はワインを多く飲む→ワインにはポリフェノールが多い
→そのポリフェノールがレスベラトロールだった
ってことで、レスベラトロールが注目されたわけ。
数々の動物実験でテロメアが伸びるとか、長寿遺伝子が活性化するとかの
データがでたわけですが、ヒト試験ではレスベラトロールの有効性は
証明できていません。
どちらかといえば、否定的なデータが多くでてきています。
まあ、ヒトの生活を完全にコントロールできるわけではないので、
この手の実験は上手くいかないわけなんですが、
ふっと思ったわけです。
これ、レスベラトロールを代謝できるか否かって問題があるんじゃないかって。
そもそも、生活習慣病と呼ばれているもの・・・
高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満などなどは、文字通り生活習慣の積み重ねだと
考えられてきたわけです。
でも、なんだかんだで若い時はなっていなかったわけで、
体の中で大きな転機があるんじゃないか?
もしかしたら、それはポリフェノールの代謝力が関わっているのではないか?
つまり、病気になるのは今までポリフェノールをしっかり代謝して
ポリフェノール共通代謝物として吸収していたものが、
腸内環境の変化でできなくなってしまうからなのではないか?
また、HMPAは発酵物にも含まれています。
植物発酵エキスが体に良いってのは、酵素のおかげだ
と信じられてきたわけですが・・・
本当はHMPAの作用なのではないか?
だって、植物発酵エキスのほとんどは熱殺菌されており、
熱処理すれば当然酵素は失活してしまいます。
それでも体に良い作用をするわけです。
発酵が長いほど、複数の菌を使うほど、HMPAの含有量は
増えていくわけで、効果も高くなると考えれば
筋は通るかなーと。
つまり、何が言いたいかというとHMPAを直接摂取すれば
生活習慣病と呼ばれているものは予防可能なのではないかと。
医者いらずになる万能薬となるのではないかと。
まあ、仮説の域を出ない話ではありますが。
差し当たり、サンプルを結構くれたので、
早速摂取しています。
1カプセルに300mg入れて、朝昼晩飲んでます。
つまり、推奨量の9倍摂取していることになります。
おそらくは多く取ることに意味はないでしょうが、
飲み過ぎて問題が起こるってことは今のとこはないかな。