チョウセンゴミシ果実エキス
アンチポリューション原料のご紹介。
URBALYS(001198)というGREENTECHの原料で、
4つのアプローチによりポリューション物質によるダメージから皮膚を守ります。
ポリューションは直訳すれば「汚染」なんですが、
環境の有害物質全般を指します。
大気汚染、pm2.5、花粉、黄砂、排気ガス、
紫外線や化学物質などが挙げられます。
これらを防ぐ原料をアンチポリューション原料と呼びます。
まあ、近年注目されるようになった概念なんですが、
アンチポリューション原料はいまではかなり充実しています。
そんな中、ちょっと面白いなーと思ったのが、
このURBALYS(001198)ってなわけです。
表示名称は水、プロパンジオール、チョウセンゴミシ果実エキス
チョウセンゴミシとは上図の植物になるのですが、
実が5つの味(甘味、酸味、辛み、苦味、塩味)があることから、
五味子(ゴミシ)と名付けられたとか。
推奨量は0.5~1%
価格がクッソ高いのと、リードタイムが鬼長いのですが、
そのデメリットを上回るスペックでして。
チョウセンゴミシ果実エキスに含まれている
リグナンとスキサンドリンが有効成分として働きます。
リグナンは植物ポリフェノールの一種で、イソフラボンとかも
リグナンの一種になります。
こちらでは抗酸化物質としての扱いになるかな。
スキサンドリンは細胞内のグルタチオンを増やし、
酸化耐性を高めることが知られています。
URBALYSは4つのレベルでポリューション物質から皮膚を守るとされます。
①分子レベル
・酸化還元バランス:グルタチオンによる過酸化水素とヒドロぺるオキシドの抑制
・表皮の圧密化:皮脂細胞分化促進と角質構造タンパク質の産生促進
・デトックス機能:有害なエポキシドをジヒドロジオールに変換
・脂質化酸化抑制:鉄分の蓄積
もはや何を言っているのかわからないと思いますが、
正直私もわからん。
これらに関する遺伝子の活性化が見られたってことを示す
データがあると思ってもらえばよいかな。
②細胞レベル
・DJ-1 CYTOを促進:炎症反応と酸化ストレスの抑制
ポリューション物質の影響で、炎症、活性酸素の産生が同時に活性化する
のですが、それを抑えて正常化させます。
簡単に言えば、ダメージを軽減するってこと。
③皮膚組織レベル
・コルニフィン、オクル―ティン、フィラグリンの産生促進
・表皮の圧密化(+63%)
角質層を物理的に強化するってこと。
④オルガンレベル:全体的なアプローチによる見た目の改善
水分:+34%
ツヤ:+47%
美白:+154%
色素沈着抑制:+155%
①~③の効果で、結果的に肌が改善するよってこと。