目元ケアの原料
MYRALYSはGREENTECH S.A.の原料で、樋口商会で購入できる原料になります。
正直、ここの原料はリードタイムが長いし高いしで使いたくはないんですが、
厄介なのがいい原料なんよなー
今うちが日焼け止めで使える原料を探してるからってことで、
提案していただいた原料になります。
表示名称は水、プロパンジオール、ゲンチアナ根エキス
ゲンチアナはリンドウ科の植物で薬用としてヨーロッパでは栽培されているそうな。
苦みが強く、根っこは胃腸薬として使われているそうです。
ヨーロッパならではの原料ってとこですかね。
抗糖化、抗酸化、抗炎症効果が確認されているとか。
その中でも抗糖化作用が全面に推されている感じ。
まあ、抗糖化素材ってのは間に合っているんですが。
MYRALYSは、終末糖化物質(AGEs)の分解酵素であるグリオキサラーゼ1を
産生促進し、AGEsであるカルボキシメチルリジンの産生を抑制するんだとか。
解糖系とはエネルギー代謝の1つで、糖をエネルギーに変えるのに
常にAGEsが作られています。
AGEsの蓄積は老化の要因でもあり、さまざまな病気の原因といわれています。
AGEsの前駆物質であるメチルグリオキサール(MG)を分解する酵素が
グリオキサラーゼ1になります。
実際の活性はMYRALYS 0.5%添加でグリオキサラーゼの活性が+19%
UV照射時で++11%、UV照射+MYRALYSで35%となったとな。
UV照射で酵素活性が上がるのは、UVによって糖化が進むため、
それに対処するためだと思われます。
実際、UV照射時にはAGEsが27%増加したとの結果に。
MYRALYS 0.5%添加の時は-11%、UV照射+MYRALYでは
-111%という結果に。
紫外線に当たると糖化も進むのなー
でも、MYRALYの効果を最大限発揮するには
逆にUVに当たる必要があるって結果なのですよ。
日焼け止めでUVカットしたら意味がなくなるような・・・