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紅麹問題の陰謀論

あくまで陰謀論

あくまで陰謀論であって、実際にはそんなことはないとは思います。

紅麹問題で囁かれている噂話。

 

サプリメントで死者がでたという、異例の事件。

紅麹エキスのサプリメントにプベルル酸が含まれており、

これが原因であるほぼほぼ確定したのが現状。

 

厚生労働省から発表が5月29日にありまして、

プベルル酸に腎毒性があることが動物実験で確認され、

旧工場でプベルル酸を生成する青カビが見つかったとの報告がありました。

つまり、犯人は青カビの作ったプベルル酸であったと幕引きを図ったわけさね。

 

ただ、不思議な点がいくつかあります。

①プベルル酸、どんだけ含まれてたんだ??

ラットの7日間反復投与試験を行っているのですが、

プベルル酸投与と死のLotといわれる製品を与えたラットに

近位尿細管の変性・壊死等の所見がみられたと報告しています。

 

どのくらい投与したかってことは書かれていないのですが、

製品に入っていた量と同じくらいではないかと思われます。

 

 

この発表が行われる前は、専門家たちの間では

プベルル酸が原因である可能性は低いってのが主流でした。

古くから存在は認識されていましたが、マイナーな物質であること、

実害がなかったということもあり、さすがに無理があるんでない?

と思われていたわけです。

 

また、胎児肺由来の線維芽細胞株(MRC-5)に対する細胞毒性は

50%生存濃度(IC50)が約57 μg/mlと報告されており、他のマイコトキシン

に比べると、そこまで高いわけではないです。

 

つまり、プベルル酸が微量混ざっていたってレベルではなくて、

結構な量が含まれていたってことになります。

これはもはや青カビ培養液でもない限り、こんなに入ることない

ってくらい多い量だといわれます。

もはや、意図的に混入させたのでは?と疑うレベル。

 

②モナコリンK耐性菌の存在

問題の製品からプベルル酸とは別に2種類の未知の化合物が見つかっています。

モナコリンKと骨格が非常に似ている、既存の物質とは異なる化合物となります。

モナコリンKとは紅麹の有効成分でコレステロールを下げるといわれています。

紅麹はこれらの化合物を生成することはないとのことで、

紅麹と青カビが混在したことによって、モナコリンKを青カビが変換して

出来た物質であるとされています。

 

これらについての毒性試験はこれから行われるとのこと。

 

モナコインKは別にヒトのコレステロール値を下げるために作っているのではなく、

紅麹菌が繁殖しやすいよう、周りの菌を抑える目的で産生、放出されるものです。

青カビのペニシリンと同じ、抗生物質なわけ。

 

これを青カビが無毒化したことでできた物質であると考えられていますが、

そんなことってあり得る話なのか?

モナコリンKに耐性を持った青カビだから、紅麹培養液でも増えることが

できたってのはわかるんですが、そうそう都合よく耐性菌が生まれるのかって話。

 

 

基本、菌床にする米は毎回熱処理で殺菌されていますし、

作業場も消毒とかしていると思うんですよね。

(まあ、培養器を洗浄していなかったから複数のLotで汚染されてるのかもだけど)

耐性菌が生まれたとして、それが増え続けるって状況は

ちょっと考えにくい。

 

③モナコリンKの分析はしているはずでは?

新規物質がモナコリンKが変換されたものだとするならば、

原料に含まれるモナコリンKが著しく減っているはず。

有効成分であるモナコリンKは当然社内で規格値が定められており、

その規格値を下回ると不合格として、世に出回っていることはありません。

 

当たり前ですが、毎ロットモナコリンKは量を測定しているわけです。

普通はその数値で異変に気付くはずです。

でも、規格値内であったわけです。

 

何が言いたいかというと、モナコリンKの数値は異常がなく、

にもかかわらず、モナコリンK由来の謎の物質が含まれている

ってのはおかしくない?ってこと。

 

つまり、これらの毒物を意図的に入れた犯人がいるんじゃないか?

っていう陰謀論があるわけです。

 

この陰謀論を裏付けるように、なぜか機能性表示食品が悪いって話になり、

機能性表示食品の見直しが現在進行形で進められています。

 

機能性表示食品とは、原料メーカーがエビデンスを取って、

エビデンスに基づく効果効能を謳えるようにしたものです。

もちろん消費者庁に申請する必要があるんですが。

 

機能性表示食品を導入した背景に、財政の医療費の占める割合を

減らしたいって意図があったわけです。

高齢化も相まって、行政の負担する医療費は右肩上がりです。

それを緩和させる政策の1つとして施行されたものになります。

 

その甲斐あってか、サプリメントの市場は順調に伸びていきました。

コロナ禍ってのも関係しているかもですが。

 

で、これに割りを喰われているのは、医療業界ってなわけ。

製薬会社とかは面白くないわけです。

国民の健康を守るって大義名分で薬事法でサプリや健康食品を

縛り続けてきていますが、まあこれは製薬会社等への忖度であるって

のは周知の事実でして。

 

支持率が過去最低を記録し続ける現政権に対して、

何かしらの圧力があったのではないか?

ってね。

 

そのきっかけを作るために、内部の人間に金を握らせて、

混入させたんじゃないか?

なんて話があったり、なかったり。

 

実際、効果はテキメンで市場は大幅に委縮しました。

それこそ、機能性表示食品が施行される以前くらいの水準にね。

 

あくまで陰謀論です。

本気にしないでね。

 

 

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