有効成分をグミに入れる
HMPAはポリフェノール共通代謝物のことで、
これを規格している唯一の原料が丸善製薬から販売されている
アクティボディRBとなります。
こちらの原料はナチュセラ万で使用しており、
大変好評で、弊社のサプリで現在一番売れています。
とても良い原料ですし、数値で結果がでてくるので
もっと売れてもいい原料なのになー
なんて思いながらHMPA入りのサプリメントでてきてないかな?
と検索していたら、グミに入れた商品がでてきました。
この原料は水溶性で味がほとんどないので、
食品系との相性は滅茶苦茶良い。
サ●ウのごはんのような、レンチンするお米に入れておいて、
一緒に取ることで健康維持をしたり、
フリーズドライのお味噌汁なんかに入れておく、なんてことを
構想しています。原料メーカーがね。
つまり、サプリメントに限らず、食品業界を視野にいれて
商品展開していくつもりなんです。
そういう意味では、その一歩としてグミで出てくるってのは
とても良いことだと思いました。
ただねぇ・・・
1袋に60g入っており、希望小売価格は350円。
グミのお菓子としては高いですが、サプリメントとしてみたら
滅茶苦茶安いです。まあ、30日分であれば。
このグミ、どれだけHMPAが配合されているかというと、
60gに23mg配合されています。
アクティボディRBとしては100mgです。
つまり、1袋で推奨量を満たせると。
継続してこそ意味があるのに、1袋で1日分、
しかも60gのグミを摂取するのは、そこそこしんどいです。
1粒、2粒で推奨量摂取できれば最高だったんですけどね。
このサプリをグミにするってのは、難儀な話でして、
特に前職で勤めてたOEMメーカーは変わったことにチャレンジする
風習の会社でしたので、それを目の当たりにしました。
まあ、売れないのよ。
例えば、アントシアニンを高配合したグミを作ったんです。
ブルーベリー味にしてね。
手軽に食べれるし、子供にもいいですよね。
近視にはアントシアニンは非常によいですから。
でも、売れない。
理由はわかっているのですが、グミという形状にすることで
価格の比較対象がグミになっちゃうんですよ。
市場では100~200円くらいでグミは売られているわけです。
ですので、グミに3000円も出せないってなるわけです。
その辺も理解して、こういった形で販売されているんだろうなー
ってのはわかるんですけどね。
1粒にHMPAを23mg配合することは容易いと思われるので、
苦肉の策として、1袋を1日分としたんでしょうね。
どうせなら、ビタミン、ミネラルも入れて、完全飯にして、
このグミを1食と置き換えるようにすれば、売れそうじゃない?