目によい成分
最近視力の衰えが・・・
おそらく乱視が入ってきているんですよね。
遠くのものが見にくい。
アイケアサプリを作りたいと思ったことはあるのですが、
使いたいと思う原料ってクソ高いんよなー
ってことで断念しているのですが、目によいとされる成分を
ピックアップしておきますので、参考になれば幸いです。
鯉胆(りたん)
東洋医学では肝臓と目は繋がっており、
肝臓の不調は目に出るといわれます。
実際、肝臓が悪いと目に黄疸が出でます。
また、同物同治という考え方があり、肝臓が悪いときは
ほかの生き物の肝臓を取るのがよいとされています。
肝機能を高めることで、目を良くする効果があります。
ただ、鯉ヘルペスの影響で原料を扱っているところが
激減してしまっているので、入手が非常に困難になっています。
ルテイン(マリーゴールド抽出物)
機能性表示食品により、ブルーベリーエキスを抜いて台頭してきた成分。
ルテインにはエステル体とフリー体があり、フリー体のほうが吸収性が高いと
言われています。
しかしながら、エステル体のほうが吸収性が高いとのデータもあり、
現状答えはでていないです。
とはいえ、データはフリー体で取られていることが多く、
機能性表示食品となっているものはフリー体である場合が多いです。
ルテインは黄色の色素で、目に悪いとされるブルーライトをカットすることで
黄斑部を守っています。
黄斑部というのは、光が集まる場所で、視覚情報を脳へ伝達する部分です。
そのため、ルテインには黄斑変性症という失明率の高い眼病の予防に
非常に高い効果があります。
アスタキサンチン
目の毛細血管は非常に細く、目に直接届く成分というのは限られています。
そんな中、アスタキサンチンは目まで直接届く成分として知られています。
活性酸素を除去するほか、目のピントの調整を助ける効果があります。
ルテインとの相乗効果も高く、一緒に配合されていることが多いです。
石決明(アワビの貝殻エキス)
目によいとされる漢方であり、古くから使われているものです。
コンキオリンというタンパク質を含んでおり、これが眼圧を下げる
効果があるといわれています。
眼圧が高すぎると視神経を圧迫して、緑内障となります。
そのため、緑内障の予防効果があるといわれています。
コンキオリンは真珠にも含まれていますので、
真珠エキスでも代用できます。
ビルベリーエキス
アントシアニンを高含有しており、アントシアニンはロドプシンの
再合成を活性化することから、眼精疲労に効果があるとされます。
視力の低下がロドプシンの減少によるものである場合、
視力回復効果が見込めます。
ビルベリーエキスの上位互換であるマキベリーエキスというものが
あるのですが、アントシアニンの中でも最強の抗ン酸化作用を誇る
デルフィニジンを高濃度で含んでいます。
ただし、価格は10倍くらいしますが。
基本的にはルテイン、アスタキサンチン、ビルベリーエキスが
高配合されているものを選ぶとよいかと。
あくまで予防となりますので、効果は実感しにくいと思います。
また、病気の進行を遅らせることはできるかもしれませんが、
眼病を治す力はありません。
緑内障、白内障、黄斑変性症、網膜剥離など、
様々な眼病がありますが、なってしまったら
サプリでどうこうするのは難しいです。
繰り返いいいますが、あくまで予防です。
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