区分が違うだけです
プラセンタエキスを使った医薬品とサプリメントが存在しますが、
何が違うの?って疑問に思ったことはないでしょうか?
まず、ヒトの胎盤を使ったものは医薬品でしか使えません。
ヒトプラセンタのサプリメントは存在しません。
続いて注射ですね。
こちらもサプリではありえません。
当然、サプリよりも効果は高いですし、
美容目的で使う場合はかなりのお値段取られます。
保険が効かないので。
カプセル、もしくは錠剤のプラセンタの医薬品も存在します。
ほとんどは豚由来ですが、馬由来のものもあります。
日本生物製剤とスノーデンが有名ですね。
正直、他は聞いたことない。
日本生物製剤のほうは近年化粧品やサプリの原料への参入しており、
OEMメーカーにいた時はまだ参入していなかったと思います。
スノーデンは逆にこの市場のパイオニアでして、
プラセンタといえばスノーデンってな時代がしばらくありました。
ぶっちゃけ、違いは食薬区分の違いでして
プラセンタエキスは基本的には医薬品なのですが、
効果効能を謳わなければ食品でも使えるという、
よくわからんルールになってるんよ。
つまり、医薬品で使われているプラセンタ(ヒトを除く)と
食品で使われているプラセンタの間には違いはありません。
医薬品のほうが純度が高いとかもないです。
食品のほうの品質をわざわざ落とすなんてこともしていないです。
医薬品は医薬品のルールで作られており、
食品のほうは食品のルールで作られます。
医薬品のほうは余計なものを入れれないので、
自由度ではサプリのほうが高いです。
吸収力を上げるためにバイオペリンを入れるってことは
医薬品ではできません。
プラセンタエキスはサプリの原料として販売しているところは多いですが、
だいぶ淘汰されてきてます。
メーカーによって何が違うかというと、
使用している分解酵素がまず違うかな。
どの酵素を使うかは各社企業秘密的な感じで扱われています。
酵素処理することでペプチドができるわけですが、
酵素によってできるペプチドが異なることから
効果も変わってくるっていわれています。
ありとあらゆるプラセンタを試したけど、
正直ここでの差を感じたことはないですけどね。
あとは粉末化の方法か。
フリーズドライかスプレードライかで濃縮度合いが変わってきます。
これはプラセンタの濃度に直結するので、大きな差となります。
フリーズドライのほうが望ましいです。
豚、馬以外に羊だとか鹿だとか、筋子とか植物プラセンタとか
ありますが、まあ価格が跳ね上がるだけで効果はそんなに変わらん。
個人的な意見ではあるのですが、美容目的で取るなら
サプリメントのほうがコスパがよいですし、
なんなら効果が高いものが多いです。
副成分も相乗効果が期待できるものを入れれるので、
その点でもサプリのほうがよいかなーと。
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