だいぶ先の話ですけども
ナチュセラプロテクトの改良を考えており、処方は確定したのですが、
リニューアルはだいぶ先の話になります。
最近製造したばかりで在庫があるのでね。
水、水添ファルネセン、トリエチルヘキサノイン、酸化セシウム、酸化チタン、ペンチレングリコール、ウンデカン、ステアリン酸グリセリル、ポリソルベート８０、トリデカン、スイセンジノリ多糖体、オリザノール、チョウセンゴミシ果実エキス、アスペルギルス／ダイズ種子エキス発酵エキス液、アルテロモナス発酵エキス、コショウソウ芽エキス、アリストテリアチレンシス果実エキス、プロパンジオール、キサンタンガム、グリセリン、ステアリン酸、BG、レシチン、べへニルアルコール、水酸化Al、フェノキシエタノール
水添ファルネセンは日光ケミカルズのNEOSSANCE Hemisqualane HF。
サトウキビ由来で、スクワランの半分の構造となっており非常に軽い使用感となります。
シリコーン代替品にもなり、しっかり膜を張りますが、落としやすい油剤となっています。
トリエチルヘキサノインは油剤。安定性の高いオイルです。
酸化セシウムは紫外線散乱剤。幅広い波長を反射します。
ブルーライト帯の波長まで反射するといわれています。
理論値でSPF30、PA+++となる量を配合しています。
酸化チタンは紫外線散乱剤。
別に入れる必要性はなかったのですが、なぜか入れてきた。
ウンデカン、トリデカンはCetiol® Ultimateという原料で、
揮発性の高いオイルになります。
ステアリン酸グリセリル、ポリソルベート８０は乳化剤となります。
スイセンジノリ多糖体は物理的に外部の刺激から肌を守ります。
花粉やｐｍ2.5などの刺激物を壁となって接触させないほか、
付着率も劇的に下げます。
また、メイクや日焼け止めなどが肌に接触するのを防ぐので、
化粧下地として最適です。
塩分で粘性が劇的に増すことから、汗によるメイク崩れは起きにくくなります。
崩れにくいけどオフしやすい性質に大きく貢献しています。
保湿性に優れ、ヒアルロン酸の５倍の保水効果があるとされます。
オリザノールは酸化防止剤。
細胞内に取り込まれ、抗酸化物質のストックをすることができます。
製品の酸化を防ぐと同時に、肌での酸化も防ぎます。
チョウセンゴミシ果実エキスはURBALYS (001198)という原料で、
アンチポリューション効果を発揮します。
肌の防衛作用を刺激することで、酸化耐性を高め、
角質関連の成分産生を促進して、角質層の充実を図ります。
また、紫外線により引き起こされる一連の炎症反応を抑制することから、
紫外線のダメージを緩和します。
アスペルギルス／ダイズ種子エキス発酵エキス液は東洋発酵のUNIFINEで
黒麹菌でダイズを発酵することで、水酸化イソフラボンの含有量を高めています。
糖化を抑制するだけでなく、糖化タンパクから糖を剥がす効果があります。
アルテロモナス発酵エキスはアビシンPFという原料。
非常に高い抗炎症作用があります。
コショウソウ芽エキスはデトキシホワイトという原料。
メラニンの生成を抑制する効果と、くすみの原因となる
老化タンパクの除去効果があり、くすみを改善します。
アリストテリアチレンシス果実エキスはマキベリーエキス。
非常に高い抗酸化作用があるほか、メラノサイトが間違ってメラニンを
取り込むのを防ぎます。消えないシミの原因はメラノサイトがメラニンを
取り込んだことにより起こるので、かなり重要な成分です。
キサンタンガムは増粘剤。
ステアリン酸は酸化セシウムのコーティング成分。
水酸化Alは酸化チタンのコーティング成分。
フェノキシエタノールは防腐剤。
使用感はナチュセラプロテクトと大きな違いはないです。
どちらかといえば、より軽くなったと思われます。
正直、日焼け止めって個人的には苦手なんですが、
これは本当につけてる感がないのです。
ベタベタすることもないし、白浮きすることもないです。
また、メイクの邪魔をすることもなく、
メイクがよれたり、モロモロになったりすることもないです。
なぜか分からんのですが、シミを目立たなくする効果もあります。
保湿性も非常に高く、持続性も高いです。
メイクをしない日でも、日焼け止めとして使いやすいと思われます。
数値も上がっているほか、落ちにくいけど、落としやすくなっており
肌に負担をかけない作りです。
それどころか、物理的にバリアを張り、かつ自身の肌の防御性も高め、
酸化、糖化ストレスから肌を守ります。
使い続ければ続けるほど、肌によい化粧下地となっています。
今更ですが、もちろん紫外線吸収剤は不使用です。
私が思う、理想の日焼け止めを体現してみました。
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