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植物性エンドルフィン

セイヨウニンジンボク果実エキス

エンドルフィンとは脳内ホルモンの一種で、鎮静作用や多幸感

をもたらすといわれています。

 

このエンドルフィンは肌にも影響を与えているといわれております。

危機的状況下、たとえば熊かなんかに襲われたとき、

逃げるのに擦り傷なんていちいち気にしてられないわけです。

その際に痛みを止めるために皮膚にもエンドロフィンの受容体が

備わっているといわれています。

 

また、肌の再生を促す効果もあるとされ、ストレス状態よりも

ノンストレス状態のほうが肌状況がよいと経験上言われます。

 

セイヨウニンジンボク果実エキスにはエンドロフィン様作用を示す成分が

含まれているとのことで、化粧品原料となっています。

 

その原料がハッピーベル-PE

表示名称は水、セイヨウニンジンボク果実エキス、グリセリン、エタノール、レシチン、

野菜油、トコフェロール、シクロデキストリン、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル

推奨量は1~2%

 

シクロデキストリンは環状デキストリンで、真ん中に小さな穴が空いています。

そこにはめ込むことで、ナノ化できます。

40名の女性を対象に、1%配合クリームを前腕内部及び目尻

に 1 日 2 回、28 日間の試験使用したところ、肌の弾力性が増加(+18%)し

しわの深さの減少(-22%)との結果に。

 

セイヨウニンジンボクは別名チェストツリーと呼ばれるもので、

女性ホルモン様作用をもっています。

一般的には女性ホルモンといえばエストロゲンをさしますが、

こちらはプロゲステロン(黄体ホルモン)様作用を示します。

月経前症候群の緩和効果があり、イライラなどの不快な症状を

抑えてくれます。

 

ぶっちゃけ、副作用がでるのでサプリでは使いにくくて、

ほとんどの原料メーカーが販売を辞めてます。

 

エンドルフィン様作用を謳っていますが、

実際はプロゲステロン様作用なんじゃないかなー

なんて思ったりして。

 

同原料メーカーのフェミティムという原料は

同じようにセイヨウニンジンボク果実エキスを含んでいるわけですが、

こちらは女性ホルモン様作用を謳っています。

 

実際に肌でエンドルフィンが増加したってなデータがないので、

ちょっと懐疑的になってしまうのも仕方がないかと。

何かしら肌には良い影響をあたえるのは間違いないとは思いますがね。

 

 

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