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セレニタイド 1000

テトラカルボキシメチルパルミトイルジペプチド-12-5Na

老化の悪循環をひき起こす敏感肌老化に対してオートファジーを活性化する皮膚鎮静化ペプチド

ってことで販売されている原料セラニタイド1000(Serenitide 1000)。

トライボーテで取り扱いがあるとのこと。

 

オートファジーを活性化することと、鎮静化するってのが結びつかないんですが、

表示名称はテトラカルボキシメチルパルミトイルジペプチド-12-5Na、1,2-ヘキサンジオール、水

 

まあ、ペプチドなのでいいお値段いたします。

 

敏感肌が老化している人が対象になるのかな?

確認されている効果は、カプサイシン塗布によるストレスがひき起こす

皮膚表面温度の上昇を低減する効果。

 

カプサイシンは唐辛子などに含まれる辛味成分。

辛さってのは味覚ではなくて、「刺激」といわれるわけで

まあ生体的にはストレスなわけです。

過度の辛味は痛みになりますからねえ。

 

カプサイシンは感覚神経終末で細胞膜のバニロイド受容体TRPV1に

結合することで「熱さ」と感じます。

この反応は43℃以上を感じた時と同じもので、

神経を伝って脳へ伝達され、発汗などの反応が表れます。

 

セレニタイド1000を使用すると、肌での温度の向上が見られなかった

ことから、敏感肌のストレス耐性高めるのだってことらしい。

で、このカプサイシンへの耐性強化はオートファジーの活性の結果だとか。

 

ちょっと何言ってるのかわからん。

 

敏感肌なのに、カプサイシンに対して反応を示さなくなったってのはわかるんだけど、

このデータからはカプサイシンとTRPV1の結合を阻害している可能性もあるし、

その可能性のほうが高いような・・・

オートファジー関係なくない?

 

 

そのほかにも、DNAダメージからの保護効果、肌の赤み・シミの減少効果

などが確認されているそうな。

データは公開されていないです。

 

 

同社の原料でCabelludin 1200という原料があるんですが、

こちらにもテトラカルボキシメチルパルミトイルジペプチド-12-5Na

が使われています。

違いはトリペプチド-79が追加されていること。

 

毛包におけるオートファジーを活性化し、頭皮環境と毛周期の最適化を促すそうな。

 

バルジ幹細胞の増殖に関与するβ-カテニンシグナルの誘導することで

毛包を活性化、毛包の伸張を促進。

頭皮の赤みとフケを減少し、頭皮環境の改善を確認しているそうな。

 

オートファジー関連の原料を調べていたら出てきたのですが、

ちょっと関連性がわからん。

 

 

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