レプリコンワクチン

自己増殖型mRNAワクチン

世界に先駆けて・・・といえば聞こえはよいですが、

世界中で日本だけが認可を出したレプリコンワクチン。

未だに他の国では認可が出ていないんですよねー

 

正直、打つ気はさらさらなかったので、あんまり興味がなかったのですが、

自己増殖型って書いてあったので興味がでてきたので調べてみました。

 

レプリコンとはウイルス粒子産生能を欠失させた自己複製可能なウイルスゲノムのことです。

ウイルスの殻を作れない状態にして、ウイルスの遺伝子からどのようなタンパク質が

作られるか、そのタンパク質が細胞ないでどのように作用するかを見るために

作られたものになります。

 

この技術を応用して新型コロナのワクチンを作ったってわけ。

従来のmRNAワクチンはコロナウイルスのスパイク部分の遺伝情報しかなく、

そのタンパク質を作ったら分解されてしまいます。

一方でレプリコンワクチンはスパイク部分の遺伝情報のほか、

転写、翻訳に必要な4種類のタンパク質の遺伝情報を持っており、

自己増殖することができます。

 

メリットとしては、勝手に増えるので微量の摂取でよいこと、

勝手に増え続けるので、効果が長期にわたるという事が挙げられます。

従来のmRNAワクチンの1/100の量でよいことから、短期間で

日本国民の全員分用意できるとのこと。

また、従来のmRNAワクチンでは2週間で抗原反応が減少するのに対し、

最大86日抗原反応が継続したとのこと。

 

 

デメリットというか懸念点は、他国で認可が出ていないってこと。

ベトナムで16000人を対象に治験を行っており、重症化の予防効果は95.3%、

発症予防効果は56.6%であったにもかかわらず、ベトナムでは未だ認可されていません。

ワクチンとの関連性は不明ですが、この治験で18名が死亡しているとのこと。

半分はプラセボですので、致死率は0.225%ってことになるかな。

おそらく、何らかの因果関係があると考えているから認可が下りないんでしょう。

 

もう1つは、これはもはや人工ウイルスってこと。

これ、感染するんじゃね?って懸念されているわけです。

レプリコンワクチンを接種した人は立ち入りお断りって事態になっているとか。

まあ、感染力が高かったら、めっちゃ効率よいからワクチン売れないので

そんなことはないとは思いますが、心配になるのはわからんでもないです。

 

あとは、自己増殖型っていうくらいなので、一生増え続けるってイメージを

持たれる方は多く、その点を懸念されること。

一応、16日で検出限界以下にはなるとのことなので、一生、無限に増え続ける

わけではないようなんですけどね。

 

ウイルスが一生増え続けないのと同じで、レプリコンワクチンも免疫によって処理されます。

異物以外の何物でもないわけですから。

 

 

mRNAワクチンですら疑念がまだ晴れていないなか、さらに新しいものが

投入されれば不安になるのもしょうがないこと。

 

個人的に怖いなーと思ったのは、もはや現代科学ではウイルスを人工的に

作ることが容易であるってこと。

新型コロナウイルスも人工的に作られた生物兵器ではないか?

なんて陰謀論的に言われていましたが、もっとえげつないウイルスを

作ることだって可能って話で。

すでに作られている可能性もゼロではないどころか、大いにあり得るわけです。

 

次のパンデミックは人工的なものかも・・・ってな陰謀論が

現実味を帯びてきているわけです。

 

 

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