エラグ酸の腸内細菌代謝物
ウロリチンAとはエラグ酸が腸内細菌によって代謝されることでできる物質で、
腸内環境によってはウロリチンAを作ることができないとかなんとか。
エクオールと同じと思ってもらって大丈夫です。
まあ、原料メーカー一緒だからね。
ウロリチンAは普通はだいたいの人が作れるので、エラグ酸を摂取すればよく、
されにエラグ酸の有用性はウロリチンだけに限らないので、
ぶっちゃけエラグ酸を取ったほうがよいのですが・・・
エクオールが成功体験となってしまったのかねえ?
個人的には成功しているとは思えないんですけど。
で、日本初、ザクロ由来ウロリチンA「ウロリッチ®」がオートファジー認証を取得
したとのことなんですよね。
オートファジー認証?どゆこと??
一般社団法人日本オートファジーコンソーシアムが制定する
「オートファジー表示ガイドライン」における認証原料として
日本で初めて認証を取得ってことらしい。
認証されるとこのマークを使えるそうな。
なんか認知される前になくなりそうなんだけども。
申請費用は100,000円とのこと。
取得できなくてもお金とられるのな。
オートファジーの活性をガイドラインに沿って調べて、
効果があったと認められたら認証ってことで、
この認証マークを使えるわけさね。
なんとも香ばしいな・・・
ウロリチンAにはマイトファジーを促進するって文献はあるんですが、
オートファジーの活性化を示す文献はないんよなー
マイトファジーってのは機能しないミトコンドリアを処理して、
そのアミノ酸等を再利用するという作用。
オートファジーの一種です。
マイトファジーを促進するんだったら、オートファジーも促進するやろ
って感じだとは思うんですが。
個人的な見解ではありますが、まあエラグ酸とればよいんでない?
と思わなくはないかな。
これを売るために腸内で作れない人がいるってことを言っていますが、
エクオールの例もあって、あんまり気にする必要はないんでないかな。
エクオールは作れなくてもダイズイソフラボンの効果はあるように、
ウロリチンAが作れなくてもエラグ酸の効果はあると思うので。
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