Meiji Seika ファルマ、法的措置へ

反ワクチン団体2社、訴えられる

レプリコンワクチンであるコスタイベの製造元である明治製菓ファルマが

反ワクチン団体を訴えるってな事態になっているそうで。

事実とは異なる部分の削除要請をしていたのですが、応じなかったため

法的措置へと踏み切ったと。

 

●シェディングの問題

平たく言えば、レプリコンワクチンを接種した人から他のヒトに感染する

って懸念があるって話。

これに関して科学的根拠がなく、これによりレプリコンワクチン接種者が

店内への立ち入りを断られるという事が起こっているといわれます。

質の悪いデマだってことで、削除しろってね。

 

そもそも、レプリコンワクチンのモデルとなっているレプリコンウイルスは

感染しないように設計されたものなわけです。

ウイルスは外装であるタンパク質が必要であり、このタンパク質がない状態では

感染することができません。

ですから、核酸だけの病原体は存在していません

タンパク質だけの病原体はいるんですけどね。

 

レプリコンワクチンはmRNAで、外装のタンパク質を持ちませんし、

そういったタンパク質の情報を有していません。

まあ、感染するわけないんですが、感染するかもって医療関係者っぽい人が

いっていたら、信じちゃうよなー。

 

逆に感染してしまったら誰か1人打てば、あとは勝手に広まるので

ワクチン打たなくても打った効果が得られるならよいんでない?

ビジネス的にはそんなことするわけはなく。

 

感染するような設計にすれば効率がよいですが、変異などで毒性のクッソ強い株に

なったら本末転倒なので、まあそのようなものが出回ることは基本ないです。

 

 

●人の遺伝子に影響を与える

ヒトのゲノムにmRNAが逆転写されるかもしれない・・・

簡単に言うと人のDNAにレプリコンワクチンの情報が書き込まれるかもって懸念。

 

そういったウイルスって存在しており、身近なやつだとHIV(エイズウイルス)。

レトロウイルスと呼ばれるもので、RNA→DNAと本来とは逆の反応をすることから、

これを利用して遺伝子組換えを行う方法があります。

 

ただ、これには逆転写酵素と呼ばれるものが必須で、これを持たないレプリコンワクチンが

逆転写するということは考えられないです。

 

最近の研究で、ファイザー・ビオンテック製の mRNA ワクチンの塩基配列が

ヒトの肝細胞の DNA に逆転写されたと、にわかに信じがたい報告されていることを

根拠として、この懸念を主張しているそうな。

 

ウイルス進化論や癌ウイルスなどを考慮すれば、あり得るのか・・・?

いや、ねーわ。

我々の体の中ではたえずmRNAが作られているわけで、

逆転写するような可能性があったら、ゲノム情報滅茶苦茶になってるわ。

 

 

●無限にスパイクタンパク質を作り続ける

mRNAにはコロナウイルスの外装のトゲトゲ部分、スパイクタンパク質の

情報がコードされています。

この部分を標的に抗体が作られますので、その部分を体内で作って抗体を

作らせるってわけです。

 

ただレプリコンワクチンは自己増殖をするため、

無限に増え続け、スパイクタンパク質も無限に作り続けるって

イメージになっちゃってるようです。

 

自分とは異なる遺伝情報を持つものは、すべて異物という扱いを受けます。

突然変異でできたガン細胞は、同じ細胞から生まれたものでも異物となり、

排除対象となります。

 

また、コロナウイルスも同様に異物であり、排除対象となります。

基本的にはウイルスが体内で増え続けるってことはなく、

時間の経過とともに免疫によって駆逐されます。

 

mRNAワクチンも異物ですので、そのうち駆逐されます。

無限に増え続けるウイルスがいないように、mRNAワクチンも

無限に増えるってことはないです。

ちゃんとこの辺のエビデンスがあったと思うけどね。

 

 

以上3点が科学的根拠のないデマだってことらしい。

 

まあ、実際の懸念点は認可しているのが日本だけってこと。

開発国であるアメリカ、大量治験をしたベトナムでさえ、まだ認可されていません。

レプリコンワクチンを開発したアークトゥルス・セラピューティクス社は

「何年もデータを集め、長期的な効果や安全性を文献で発表したい」

と語っているとか。

 

どうやってデータを集める?そんなの決まってるじゃん。

日本でってこと。現状から考えるとね。

データを集めたいのであれば、懸念を払しょくすればいいだけなんですが、

納得のいく説明は未だされていないと言わざる負えないかと。

 

現状、進んで打ちたいって人、おらんやろ?

 

 

 

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