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ドラゴンリーフ細胞液とは?

ドラゴンフルーツの葉っぱの抽出物

ドラゴンフルーツってなんか凄そうな名前なので、なんか有効成分あるのかなー

って調べたことがあるんですが、食物繊維が豊富なだけで特異的な成分って

なかったんよな。

サプリの原料だったんですけどね。

 

スーパーフルーツ的な括りでなんとかならんもんか、頭を悩ませた記憶があります。

 

実を使った化粧品原料はIBR-ドラゴン オールナチュラル 0808ってのが

エイチ・ホルスタインから販売されています。

表示名称はピタヤ果実エキス、グリセリン、ベンジルアルコール、安息香酸

 

抗酸化作用があるほか、細胞分裂のスローダウンのよって、

テロメア保護をする効果があるとかなんとか。

まあ、いいのか悪いのかよくわからん効果ですね。

 

 

さて、今回ご紹介したいのは、ドラゴンリーフ細胞液という原料。

ドラゴンフルーツの葉っぱの部分を使った原料となります。

表示名称はセレニセレウスコスタリセンシス葉/茎エキス

 

ドラゴンフルーツ葉茎は鹿児島県奄美群島産で、実を収穫した後に残る

葉茎は有効活用されることなく捨てられていました。

 

 

植物の90%は水分でできており、その水分を抽出したものとなります。

つまり、生きた水となります。

生体水と呼ばれるもので白樺樹液やメイプルウォーターなどと

同系列の原料となり、水の代わりに使用するのが主となります。

 

ミネラル、ビタミン類、アミノ酸や有機酸、糖類を含んでいるので、

高い保湿性があります。

また、浸透性、肌馴染みがよいのも特徴です。

 

この原料はエクソソームに注目して販促活動をしています。

 

エクソソームとは細胞から分泌されるナノサイズの顆粒状の物質で、

細胞外小胞の一種です。

内部には核酸やタンパク質などの細胞内の物質が含まれており、

細胞間の情報伝達を行っているといわれています。

 

ドラゴンリーフ細胞液には多数のエクソソームが含まれているので、

凄く良いとのこと。

 

まあ、植物のエクソソームに何の意味があるのかはわかりかねます。

動物と植物では言語が異なるわけでして、エクソソームが

エクソソームとして機能することはないです。

エクソソームが有効なのは人のエクソソームが理想ですが、

せめて動物である必要があるかなー

 

保湿成分の1つでしかないかと・・・

 

エビデンスではエラスターゼ阻害作用の検証試験の結果、50%濃度で9.4%、

100%濃度で11.8%のエラスターゼ阻害率を計測しています。

エラスターゼとはエラスチンを分解する酵素で、エラスチンはコラーゲン同士を

繋ぎとめている成分になります。

 

ヒアルロン酸やコラーゲンの産生を顕著に高めるとのことですが、

具体的なデータは示されていません。

 

10%前後の阻害率は正直微妙です。

また、水の代替品として使うことを想定しているので、

使用濃度が高いです。

まあ、普通の純水よりは機能性が期待できるってのは間違いないんですけどね。

 

販売は20リットルのバルクパックで行われるそうな。

防腐剤とか含まれていないのですが、よく腐らないなー

白樺樹液とか、めっちゃ腐りやすいんですけどね。

以前使ってたモウソウチク水とかも腐りやすかったので、

防腐剤入っていないのはちょっと不安ではあります。

 

 

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