ピーリング剤を作るなら?

次世代型ピーリング剤?!

個人的にはピーリングは有効だと思っています。

使用頻度を間違えなければね。

古い角質を落とすことが目的であるため、頻度が多いと

本来は落としてはいけない角質も除去することとなるため

皮膚が薄くなり、バリア機能、保湿機能に問題が生じます。

 

月に2、3回くらいの使用が望ましいです。

まあ、常用する人はほとんどいないとは思いますが。

 

ピーリング剤としてよく使われるのはサリチル酸とグリコール酸。

どちらも刺激性が高くてねー

 

あんまり関心がなかったので、ピーリング効果のある原料って

調べたことないんですが、もしピーリングの商品を作るならどんな原料

を使うかなーって妄想してみました。

 

①ソフトピーリング ハイビスカス花エキス(樋口商会)

表示名称:水、ハイビスカス花エキス

高濃度のピルビン酸(ケト酸)を含んでおり、低刺激かつグリコール酸と

同等のピーリング効果があります。

削るだけでなく、肌再生を促す作用もあります。

推奨濃度は2~10%

推奨pHは3.0~6.5

 

②ゼニアオイエキス(三省製薬)

表示名称:

細胞間接着分子の構成成分の1つであるDSG-1を分解する酵素を

活性化させることで、剥離を促します。

角層剥離酵素 KLK-5を約2倍まで活性化させます。

推奨濃度は1%

 

③ヨーグルトエキスB(一丸ファルコス)

表示名称:ヨーグルト液、BG

ヨーグルトの水溶性の成分だけを抽出したもの。

乳酸、AHAのほか、アミノ酸等の保湿成分を多く含んでいます。

肌の菌叢を整える効果もあります。

 

これらを中心に配合するかなー

 

あとは一丸のマンダリンクリアと バイオベネフィティも配合したい。

マンダリンクリアはキメを整える効果があり、バイオベネフィティは

毛穴を目立たなくしてくれます。

 

セラミド合成を促すために、ナイアシンアミドも入れておくとなおよいかと。

 

抗炎症成分はグリチルリチン酸2Kでよいかな?

 

とろみをつけた方が使いやすいと思うので、増粘剤として

キサンタンガムなどを使うかな。

カルボマーはpHの関係上使えないです。

 

もしかしたら、類似商品はすでにあるかもしれませんが、

もしうちで作るならこんな感じにするかなー

いや、作る気はないけどね。

 

 

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