アミノ酸が4つくっついたものなんですけど
度々、オリジナル原料なのか知らんけども、全く情報のない原料ってあります。
テトラペプチド-14ってのもその1つで、全然情報がない。
創傷治癒研究を通じて 2013 年に発見されたポリペプチドってことらしいって情報と
グルタミン酸、グルタミン、イソロイシン、プロリンからなる合成テトラペプチド
ってことしか分からないって状況です。
テトラってのは「4」を意味しています。
テトラポットは足が4本あるからそう呼ばれるわけ。
ペプチドってのはアミノ酸が連なったもので、
テトラべプチドはアミノ酸が4つ連なったものってわけです。
テトラペプチド-1はUPLEVITY® e-Lift peptide solutionという原料で、
たるみやシワの改善効果があるらしい。
配列はロイシン、プロリン、トレオニン、バリン
アセチルテトラペプチド-2はカテキンの一種であるエピガロカテキンガレートを
模して作られたペプチド。
配列はアスパラギン酸、リシン、チロシン、バリンに酢酸がくっついたもの。
テトラペプチド-3はグリシン、ヒスチジン、リシンからなる合成テトラペプチド。
アミノ酸が3つしかないのは、何かがダブってるから。
アセチルテトラペプチド-3はCapixylって原料で、育毛効果があります。
リシン、トレオニン、セリンとなっており、テトラペプチド-3とは関係ないようです。
テトラペプチド-4はTEGO PEP UPという原料。
コラーゲンなどの産生を促し、抗シワ、抗たるみ効果があるとのこと。
配列はグリシン、グルタミン、プロリン
テトラペプチド-5はアラニン、ヒスチジン、セリンからなるテトラペプチド。
線維芽細胞の老化を抑制する効果があるそうな。
うーん、数字の法則性がわからん。
テトラペプチド-16(グルタミン酸、グルタミン、リシン、プロリン)
テトラペプチド-21(グルタミン酸、グリシン、リシン)
テトラペプチド-26(グルタミン、ロイシン、プロリン、セリン)
テトラペプチド-30(グルタミン酸、リシン、プロリン)
テトラペプチド-32(グリシン、プロリン、バリン)
テトラペプチド-38(グルタミン酸、ロイシン、メチオニン、チロシン)
テトラペプチド-40(グリシン、プロリン、バリン)
テトラペプチド-44(アラニン、アスパラギン、トレオニン)
テトラペプチド-58(システイン、グリシン、ヒスチジン、リシン)
テトラぺプチド-59(システイン、グリシン、ヒスチジン、リシン)
テトラペプチド-60(アルギニン、トリプトファン)
テトラペプチド-61(アラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン)
テトラペプチド-70(グルタミン酸、フェニルアラニン)
テトラペプチド-97(アルギニン、システイン、グリシン)
テトラペプチド-106(グルタミン、グリシン、イソロイシン)
効果もまちまちですが、抗シワ作用が多いかな。
2013年に創傷治癒関連での論文は
創傷治癒を目的とした皮膚線維芽細胞に対する力学的環境の影響の調査
褥瘡を有する患者に対する栄養介入の影響~創面サイズの治癒速度と栄養~
がでてきますが、テトラペプチド-14は関係ないかな。
まあ、2013年に発見されたとのことですから、論文はその後になるのかな?
2013年には乳由来βラクトペプチドはキリンから発表されており
注目を集めています。
これはテトラペプチドから変換されたもので、アルツハイマー型認知症の
治療、予防効果があるとのこと。
おそらくなのですが、韓国で開発されたものなのかなー
と思われますので、国内の情報からはなかなか追えないのかもしれません。
韓国でテトラペプチドの化粧品原料としての利用に関する特許がでてるなー
ただ、テトラペプチド全般の話でテトラペプチド-14に限った話ではないようです。
테트라펩타이드-14に関して直接的なサイトは見れないのよな。
困ったことに。
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