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NADを取り扱ってる・・・だと!?

ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド

壽商会が2024年10月からNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の

販売を開始したってなニュースが流れてきました。

 

マ?って感じではありますが、スゲー話だな。

 

NADとは若返りの物質としてセンセーショナルに発表されたわけですが、

価格がべらぼーに高く、NADの前駆体であるNMNが市場に出回ることとなります。

 

ナイアシンアミド⇒NMN⇒NAD⇒ナイアシンアミドと

ぐるぐる回しています。

 

NADは何をやっているかというと、ATP合成に重要な役割をもっており、

解糖系、クエン酸回路、電子伝達系すべてに関わってきます。

ATPとはエネルギーのことで、ATPを作るうえでNADは欠かせない成分

というわけ。

 

NADを直接使えなかったのは価格面がネックとなっていたわけですが、

それが解消されたのかな?

とはいえ、NMNもいいお値段するわけで、それより安いってことはないと

思われます。

 

現実的に配合できる価格かどうかってところが肝になってくるとは思いますが、

さてさて。

現状、NMN配合の化粧品は高価格帯の商品でしか存在しませんし、

そこにぶつけていくのであれば、超高額でも問題はないのかもね。

 

製品名はNAD+

表示名称はニコチンアミドアデニンジヌクレオチド

 

効果としては下記3点が確認されています。

・ミトコンドリアを保護し、ダメージを修復する。

・ATP(アデノシン三リン酸)の産生を促進する。

・炎症因子(TNF-α)を阻害する。

 

ミトコンドリア保護作用については、ちょっとよくわからんなー

ダメージを修復するというよりは、ダメージを軽減するってほうが

しっくりくるかな。

壊れたものを治すよりは、壊れないようにしるほうが簡単ですし、

コストも低く済みますから。

 

ATP産生促進効果は、理論上は間違いないと思います。

ただ、データはないです。

 

炎症因子(TNF-α)はNAD+ 0.01%にて71%阻害効果があったとのこと。

TNF-αは腫瘍壊死因子とも呼ばれるサイトカインの一種で、炎症や免疫、

細胞の生死に関わる因子です。

まあ、必要なものではあるのですが、多いと困るものではあります。

 

炎症因子を抑えることで炎症を防ぐ効果が期待できます。

 

実際に価格からすると、コスパはどうしても悪いと感じてしまいますが、

本当に若返るのであれば、話は変わってきます。

 

ぶっちゃけ、若返り効果はあるのでしょうか?

 

残念ながら、魔法のように若返るってことはないです。

理由は皮膚は内臓の鏡であり、皮膚だけが若返るってのは

なかなか難しい話なわけよ。

 

メーカー推奨のようにNMNを摂取して、NADを塗ればワンチャンあるかもですが。

 

 

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