単体でいける強い原料、昨今見ないよなー
1つの原料を全面にだしてゴリ押すってのは難しい時代になったのかなー
と思う今日この頃。
つい最近、ミドリムシの原料を販売している会社が希望退職者を
募ってるってニュースがありました。
飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していたのですが、手広くやり過ぎたのかね?
ちょっと前まではミドリムシを使った化粧品ってよく見たのですが、
最近は目にすることなくなったな・・・
また、フラーレンの会社も親会社に統合されてしまい、
会社が消えてしまいました。
それなりの地位を確立していたと思うんですけどね。
フラーレンをメインにした化粧品ってのも昨今、見ないよなー
弊社も天然ヒト型セラミドをゴリ押したのですが、
当時はそれでも通用したのですが、この令和の時代では
通用するかは正直怪しいです。
ユーグレナにしろ、フラーレンにしろ、当時はそれを全面に押し出せば
売れたんですよ。
弊社が創業したばかりのときはライスパワーを使った製品がバカ売れしてました。
今となっては、ライスパワーだけではあまり魅力を感じないわけで。
どうしてこうなった?
これらの原料ってエビデンスを取るのにコストをかけているほか、
権威付けだとか、認知を高めるための広告にも莫大なコストをかけています。
そのため、商品化しやすくなっています。
例えばユーグレナだけで沢山語ることがあるわけです。
普通の化粧水にユーグレナを入れるだけで、特別感がでます。
商品化しやすい反面、競合がいっぱいでてきます。
そうなると、当然差別化が求められ、複雑化していきます。
片やフラーレンしか配合していないのに、もう一方で色々な成分が入っていたら、
そりゃそっちを買うのは当然で。
その結果、自然淘汰されてしまうのかねえ・・・
競合がでることを嫌って、原料を独占した場合、
今度は認知度が高まらないのよな。
エクオールなんかはメッチャ売り渋ってたために、
昨今では存在感ほとんどないからね。
まあ、効果的にも微妙ってのもあったのですが、
扱ってるのが1社だけだと、消費者が目にすることなく
消えていくってパターンは多いです。
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