ヒトサイタイ血幹細胞順化培養液
ホルスの原料になります。
ホルスは国内での成長因子関係の原料はほぼほぼホルスってくらい、
地位を確立している原料メーカーです。
元々はプラセンタがメインだったんですけどねー
製品名:サイタイ血幹細胞培養液
表示名称:ヒトサイタイ血幹細胞順化培養液、BG
BGではなくてフェノキシエタノールのバージョンもあります。
サイタイってのはへその緒のことで、へその緒から採血して、
そこから幹細胞を単細胞分離し、それを培養し、ろ過して得られた液体となります。
健康な日本人から採取したものだそうな。

成長因子と呼ばれるものを多く含んでおり、
一般的に流通しているヒト幹細胞培養液と比較すると、
圧倒的に多く成長因子を含んでおり、とくにGDF-11が顕著に差があるとのこと。
pg(ピコグラム)ってのは聞きなれない単位だと思いますが、
1mgの1億分の1が1pgとなります。
成長因子の血中濃度は基本的にpg/mlで示します。
EGFは一般的には100~200pg/mlといわれています。
EGF(上皮細胞増殖因子)
FGF(線維芽細胞増殖因子)
KGF(角化細胞増殖因子)
HGF(肝細胞増殖因子)
GDF-11(成長多様化因子)
どれも成長因子と呼ばれるものになります。
GDF-11は老化に関わりが深く、GDF-11の減少が老化の原因の1つであるといわれます。
成長因子は基本的には加齢と共に減少します。
GDF-11も例外ではありません。
GDF-11は主に筋肉と神経に関与しているほか、
臓器の修復の調整なども行っています。
肌ではGDF-11が減少するとコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸等の
肌の構成成分の産生力が落ちるほか、それぞれの分解酵素の産生が促進されます。
結果、肌をしっかり構築できなくなり、シワやたるみなどの原因となります。
で、GDF-11を含んでいるのはサイタイ血幹細胞培養液ってだけだ
ということらしい。
規格化されているかどうかはしらんけども、
グラフの量入っているのであれば、申し分ないです。
GDF-11の産生を促進する成分も見つかっていますが、
さすがに直接補うに勝ることはないでしょう。
ちなみに、ハスカップエキスおよびローズヒップエキスにGDF-11を増やす
効果があるってのをポーラが発表しています。
おそらくですが1~10%での使用を想定しているのかと思われます。
データとしては、細胞賦活作用、コラーゲン産生促進効果、ヒアルロン酸産生促進効果、
保湿効果などが公開されています。
正直、あんまり・・・かな。
1割増しくらいの効果なので、思ったよりも・・・って感じです。
まあ、長期使い続けたら大きな差にはなるのかな?
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