石鹸作りの道具
①耐熱プラスチック容器 ⑧保温箱(発砲スチロールやダンボールでOK)
②ガラスボール ⑨電子量り(1g単位ではかれるもの)
③温度計×2 ⑩型(牛乳パックなどで代用可)
④泡立て器 ⑪ゴム手袋
⑤ゴムベラ ⑫エプロン
⑥ステンレススプーン ⑬マスク
⑦保護メガネ ⑭新聞紙
①~⑦はCafe de
Savonにてスターターセットを購入しました。
あとは湯銭するための桶、冷やすための桶が必要になります。
また、苛性ソーダの処理に酢もしくはクエン酸を用意しておくほうがベターではあります。
本格的に製品ぽく作るには、専用の型と石鹸を切り分ける道具が必要になりますが、
あくまで試作品、処方確定のためのものなので、紙コップを使用しています。
石鹸作りの材料
①オイル
②苛性ソーダ
③精製水
基本的にはこの3つ。
どのオイルを使うかで石鹸の性質はほぼ決まってしまいます。
つまり、どんなオイルをどのように配合すれば理想の石鹸になるかを
見極めなければ、何を添加しても台無しになるということです。
好みによって、香料、クレイ(粘土)などを入れることも可能。
はちみつや豆乳などの食品も入れることが可能です。
(化粧品として作りたいので、基本的には入れない方向なんですけどね)
苛性ソーダ
化学名称は水酸化ナトリウム(NaOH)
水に溶けると強アルカリになります。
手につくと爛れますし、目に入れば失明する劇薬。
購入は薬局にてできますが、
印鑑と場合によっては身分証明書が必要になります。
近所のスギ薬局で500g 800円くらいで購入してきました。
(金庫からでてきました笑)
この購入と取扱いが手作り石鹸の唯一の障壁といっても過言ではないかも。
石鹸作りの前に・・・
1. 換気は十分に気をつけて
2. 作業台には新聞紙をひきましょう
3. エプロン、ゴム手袋、マスク、保護メガネは必ず身に着けて
苛性ソーダは劇薬です。細心の注意を払ってください。
また、保管場所もお子様やペットなどの手の届かないところに厳重にしまってください。
万が一、苛性ソーダに直接触れてしまった場合は、
大量の水で洗い流し、お医者様の診断を受けましょう。
石鹸の作り方
①オイルを混合する
ココナッツオイル、シアバターなど常温で固形のものは、
溶けるまで時間がかかります。
予め湯銭しておいておかないとちょっと面倒です。
40~45℃になるよう調整します。
②苛性ソーダ水をつくる
耐熱プラスチック容器に精製水を入れ、
そこに苛性ソーダを少しずつ入れていきます。
欠片がなくなり、透明になるまでステンレスのスプーンでかき混ぜます。
40~45℃になるよう、水で冷やして調整します。
※水と苛性ソーダが反応すると90℃くらいに向上します。
また、ガスがでますので、それを吸引しないよう気をつけてください。
③けん化させる
①と②の温度を合わせ、オイルに苛性ソーダを少しずつ混ぜていきます。
その際に、泡立てないようにゆっくりとかき混ぜていきます。
最初の20分は休まず混ぜ続けます。あとは様子を見ながら時折混ぜていきます。
カスタードクリームくらいの固さにしますが、それまでに40~60分かかります。
(使用するオイル、気温、湿度で変わっていきます)
※混ぜている間に温度が下がらないよう、注意してください。
湯銭しながら混ぜたほうがうまくけん化します。
④型に流し込む
型に流し込み、ラップをかけ、保温箱に入れ、
温度変化の少ない場所で24時間寝かせます。
保温箱からだし、さらに1~2日寝かせます。
⑤乾燥、熟成
ゴム手袋をはめ、型から取り出し、切り分けていきます。
あとは日の当たらない風通しの良いところで4~6週間寝かせれば完成!
※完成後はパッチテストを行いましょう
石鹸を少量の水で溶かし、上腕の内側に塗ります。
そのまま24時間放置して、肌に異変がなければOKです。
途中で異変を感じたら、すぐに水で洗い流し、お早めにお医者さんにご相談を。