カテゴリ:アトピー



2017/01/19
硬水というのは、ミネラル分が多い水のこと。 正直、硬水はおいしい水とは言い難いです。 カルシウムやマグネシウムなどを豊富に含んでいるので、 体に良さそうなんですけどね。 この硬水がアトピーの発症率を上げるとの報告がありました。 英キングス・カレッジ・ロンドン皮膚科学研究所の研究グループは、...

2017/01/12
アトピー性皮膚炎の最も厄介なのは「強い痒み」 掻くことで、症状が悪化し、慢性化してしまいます。 従来の治療法はステロイドをはじめ、免疫系を抑制することで、 炎症そのものを抑え、かゆみを抑制する方法がとられてきました。 この痒みの原因の1つとして、インターロイキン−31 (IL-31)がすでに知られています。...
2016/11/20
東北大学を中心とする共同研究チーム(他に信州大学など)によって、 大気汚染物質がアトピー性皮膚炎の諸症状を引き起こす仕組みの一端を解明したとの 発表がありました。 「Nature Immunology」のオンライン版で公開されているそうです。 アトピー患者は世界中で増加の傾向にあり、 その一因が大気汚染にあるのではないか・・・...
2016/10/28
デュピルマブ(dupilumab)について、2年くらい前に 重度のアトピーに対しての有効性が確認されていましたが、 このたび、ヒト試験の結果が発表されました。 医学誌『New England Journal of Medicine』に掲載されています。 対象者は中度~重度のアトピー患者で、従来の治療ではなかなか改善しない人を集めたのだとか。 有効成分を含まない偽薬の注射を毎週打つグループ...
2016/10/04
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)という、 使用後に無毒化するステロイド。 即効性が高く、しかも副作用がほとんどないという素晴らしい成分です。 ぶっちゃけ、お医者さんがこれ出せば、 ほとんどの皮膚病患者はいなくなるんじゃね?と個人的には思っています。 なんであまり処方されないのかねー 禁忌は以下の通り。...
2016/09/23
千葉大学大学院医学研究院・中山俊憲教授の研究グループは、 喘息や好酸球性副鼻腔炎などの難治性のアレルギー疾患発症の鍵となるタンパク質を発見。 発症のメカニズムを解明しました。 2016年9月16日(米国東部時間)発行の米国学術誌Science Immunologyオンライン版にて発表しています。

2016/09/15
ダーティネック(dirty neck)とは、成人期のアトピー性皮膚炎の患者さんに見られる 特有の皮膚変化を指す言葉です。 直訳すると「汚い首」となりますが、決してそういう意味ではなく、 「さざ波様色素沈着」のことを指しています。 その辺の配慮もあり、、「ポイキロデルマ様皮膚変化」とも呼ばれます。...

2016/09/02
DHAはドコサヘキサエン酸、EPAはエイコサペンタエン酸。 青魚に多く含まれており、ω(オメガ)3系のオイルになります。 血液をサラサラにするとか、脳の働きをよくするとか言われていますが、 炎症を抑える作用があるともいわれています。

2016/06/22
クローディン1は細胞間をつなぐのに不可欠なタンパク質で、 タイトジャンクションを形成するのになくてはならない存在です。 このタイトジャンクションは第二のバリア層として働き、 体内の水分の蒸発を防いでくれます。 このクローディン1遺伝子を壊して、クローディン1を作らないマウスを作ると、 生まれて1日で死に至ってしまうそうです。...

2016/04/28
順天堂大学大学院医学研究科・アトピー疾患研究センターの高井敏朗准教授らの研究グループは、 ダニ、花粉などの抗原に含有されるタンパク質分解活性(プロテアーゼ活性)と 引っ掻きなどによる機械的な皮膚バリア障害の組み合わせが、アレルギー感作と皮膚炎症を悪化させ、 喘息などのアレルギーマーチの進展に重大な影響を及ぼすことを明らかにしました。...

さらに表示する